にんにくたっぷり餃子
朝晩の冷え込みが強くなってきましたね。11月は「霜月」とよばれ、霜が降りる頃である様から名がついたそうです。いよいよ年末まで2ヶ月を切り、本格的な冬到来を前に今日は寒い冬を乗り切る、スタミナ餃子の作り方をご紹介します。

今回は、宮崎県綾町の無農薬・添加物不使用で作られた「にんにく塩麹」を味の決め手にしています。発酵させたにんにくは、香りの強さだけでなく味の奥深さを加えてくれるので、これだけ本格的なお店の餃子に仕上げることができます。餃子といえば、綺麗な羽をつけてパリッと焼きたいですね!餃子は水を入れて蒸し焼きにする前に、まず焼き目をつけるのがポイントです。これをつけないと、全体が綺麗な黄金色に仕上がらず、まばらな色に仕上がってしまいます。水には少量の薄力粉を入れておきましょう。餃子の皮についている薄力粉が溶け出て羽になりますが、ご使用されるメーカーさんによって羽の出方は様々。なので確実に羽を作るときには、自分で薄力粉水を作っておくのが秘訣です。カリカリに焼けた餃子は、ごはんが何杯も進む最高のごちそうになるでしょう!

<にんにくたっぷり餃子>
2~3人分
餃子の皮 20枚
豚ひき肉 150g
キャベツ 1/2個(350g)
ニラ 1/2束
サラダ油 大さじ2
水 50cc
薄力粉 小さじ1
ごま油 大さじ1
A:酒 大さじ1
A:にんにく塩麹 小さじ2
A:オイスターソース 小さじ1
A:片栗粉 大さじ1
①キャベツはみじん切りにして、塩(分量外:小さじ1/3)を振って揉み込み10分程おき、水気をしぼる。ニラは小口切りにする。
②ボウルに豚ひき肉、1、Aを入れて粘りが出るまで混ぜる。餃子の皮にのせて、ふちに水をつけ、ひだをつけて閉じる。
③フライパンにサラダ油を入れて熱し、餃子を並べ入れ、中火でこんがりと焼き目がつくまで焼く。水と薄力粉を混ぜたものをまわし入れてふたをして4~5分焼く。
④ふたを開けてごま油を回しかけて1分程水分を飛ばしながら焼く。
にんにくの旨味たっぷりで、お酒の当てにもぴったりです。朝晩の冷え込みにも、にんにく餃子で乗り切っていきましょう。