【レシピ】ミルクと相性抜群!紅茶の手作りグラノーラ

紅茶をお菓子に使う楽しみ方
スイーツと相性抜群の紅茶。
飲み物としてだけでなく、紅茶を混ぜ込んだ菓子も人気が高いですね。
なぜ、紅茶は菓子と相性がいいのでしょうか。
菓子をおいしくする秘密は、糖分と油分、そして「香」です。
バターや焦げた砂糖、フルーツなど様々な香りの組み合わせができますが、香りを飲む紅茶は他のどの食材にも負けない風味を菓子にもたらしてくれます。
また、少量で強く豊かな香りをつけられるので、生地の配合を邪魔しないのも良い点です。
さらに、紅茶特有の「渋み」には、甘さを調和させる効果があり相性が抜群です。
様々な種類と異なる風味を持つ紅茶
紅茶の種類によって、どのお菓子と組み合わせるのが変えることができるので、アレンジがしやすいのも特徴です。
例えば、、、
- アールグレイ
ベルガモットの香りが特徴で、ショートブレッドやレモンケーキと相性が良いでしょう。
- ダージリン
軽やかな風味で、フルーツタルトやサンドイッチにぴったりです。
- アッサム
ミルクとの相性がよく、菓子に入れると強い風味を活かすことができます。
菓子に入れる際には、茶葉を液体に抽出する方法と粉状にする方法があります。
ミルミキサーを使用するのが手軽ですが、ない場合には茶葉を厚めのビニール袋に入れて綿棒でゴロゴロと転がすようにすりつぶしてもOKです。
目の細かい茶漉しでこせば、ミルミキサーがなくても簡単に細かな茶葉を作ることができます。

紅茶とミルクの相性
ところで、紅茶をつかった菓子には、なぜミルクとあわせた「ミルクティー風味」が多いのでしょうか。
紅茶とミルクがどのように調和し、なぜ多くの人に愛されているのか考えてみましょう。
17世紀イギリスの富裕層の間で流行
紅茶にミルクを加える習慣は、イギリスを中心に広がりました。
17世紀にイギリスで紅茶が広まり、富裕層の間で紅茶をミルクと一緒に飲むことが流行したそうです。
当時、陶磁器の紅茶カップは熱湯に強くありませんでした。
しかし、ミルクを加えることで割れにくく、お茶を冷まし、風味を調整できたためと言われています。
紅茶とミルクの相性が良い理由
紅茶とミルクの相性が良い理由は、味の調和です。
紅茶の渋味と苦味が、ミルクのクリーミーさと甘味と絶妙にマッチします。
ミルクは、紅茶の苦味を和らげ、新しい風味を引き出しているのです。
今回は、紅茶を菓子に使う方法として、ミルクとも相性のいい「紅茶のグラノーラ」のレシピをご紹介します。
そのままでお召し上がりいただいて紅茶の風味を楽しんだり、ミルクと合わせて紅茶とミルクの相性を再認識するなど、飲むだけにとどまらない紅茶のおもしろさがお伝えできればと思います。

紅茶の手作りグラノーラのレシピ
<紅茶の手作りグラノーラ>
できあがり量750g
A.オートミール 250g
A.薄力粉 100g
A.シナモン 少々
A.紅茶葉 10g
B.香りのない油 80g
B.メープルシロップ 140g
ナッツ(お好みで) 100g
ドライフルーツ(お好みで) 100g
作り方
①ナッツは食べやすい大きさに砕き、ドライフルーツは食べやすい大きさに切る。
②紅茶葉はミルやすり鉢で細かく砕く。
③ボウルにAを入れて混ぜ、ナッツ、B加えて混ぜる。
④クッキングシートを敷いたオーブンに広げ。170度で15分焼く。一度取り出して混ぜ、再び170度で15分焼く。
⑤粗熱が取れたらドライフルーツを加えて、瓶や袋で保存する。
通常冷たい牛乳で食べることの多いグラノーラですが、今回は温めた牛乳で食べることでホットミルクティー風味で楽しむことができます。
紅茶の手作りグラノーラで、幸せな朝をお迎えください♪