
merce magazineでは、月に1回「ALTHAUSティーコラム」を皆様にお届けしていきます。
第3弾は、ALTHAUSの創設者、そして現CEOである「Ralf Janecki(ラルフ ヤネッキ)について」です。
ALTHAUSのお茶を飲んだことがある方も、未だ試したこともない方も、紅茶古来の伝統あるブレンドに、革新的なブレンドが織りなす「ALTHAUSティー」について、是非、ご一読ください。

コーヒー商の家に生まれて
「Ralf Janecki」は、ドイツ北部の都市リューネブルクに生まれました。
学生時代にスポーツと政治を学び、高校卒業後は教師を目指すつもりでした。
実家の家業はコーヒー商。
このままコーヒー商の跡を継ぐ道もありましたが、両親の希望に反して、彼は20歳で実家を離れ「ティーマン」としての道を歩み始めました。
各国での修行
高校を卒業した後、「Ralf Janecki」は、修行のためお茶の国イギリスに渡ります。
彼は南イングランドにある世界最大の茶畑所有者の一社である「ロウリー・プランテーション・サービス」社で修行を始めました。
彼は”ポット・ボーイ(給仕係)“となり、試飲のために毎日200~300杯のカップにお茶を注ぎ、朝から晩までサンプル品を梱包し続けて世界中に発送する、という日課をこなしていました。
いつしか彼は、お茶のスペシャリスト”ティー・テイスター“になる、という夢を持つようになりました。
その後、彼はケニア、中国、アッサムやダージリンの伝統的な茶園に赴き、現地で暮らし、お茶についての見識を深めていきました。
緑茶の研究のため、一時期、日本で生活していたこともありました。ベルリンの壁が崩壊した1989年、彼はラインベーク(ドイツ)の「ヴォレンハウプト社」で卸業と海外貿易業を学んでいました。


「ティーマン」の誕生
1998年にブレーメンに移り、「Ralf Janecki」は、某有名ティーブランドの仕入れ・品質管理担当となりました。
それ以降、彼は高品質のお茶を提供するという姿勢を一貫し、味覚に影響してしまうという理由から、喫煙、香辛料、強いお酒、コーヒーは一切嗜むことはしませんでした。
ティーテイスターとしての厳しい修行を積んだ後、2005年に独立し、HANSEATIC TEA EXPORT GMBHを設立しました。
その後、2012年にメインブランドとして「ALTHAUS(アルトハウス」が生まれたのです。「Ralf Janecki」は、イギリスでの修行時代から立場は代わり、毎日200〜300杯のお茶を自らテイスティングし、その中から良しとされる茶葉を厳選する役割を担っています。
最終的に商品化されるお茶は、「Ralf Janecki」が長年鍛えた嗅覚で9割、残りは味覚で決められます。
彼は、お茶の良し悪しを決めるだけでなく、300種類ほどのお茶の産地、香りと味の個性まで記憶しています。
そうして厳選された「ALTHAUS(アルトハウス)」のお茶の中でも、彼の一番のお気に入りは、ミルクの様な芳醇な香りを堪能できる、中国・福建省産の「ミルクウーロン」です。
私たちは芸術家ではない。
よってALTHAUSは、私たちだけで作りたいブレンドはしておりません。
ファンがその時に楽しみたい “トレンド”を多くの種類から届けることができる自信があります。
と「Ralf Janecki」は伝えています。
現在も、「ALTHAUS(アルトハウス)」は、厳選された茶葉で新たなブレンドを生み出し、皆様の元に届けられています。
いかがでしたでしょうか。
「Ralf Janecki」が作り出した「ALTHAUS(アルトハウス)」を是非、堪能してみてください。
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