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美容家・根本 澪(ねもと みお)
美容業界歴26年。エステ・スパセラピスト、スキンケアメーカーのインストラクターを経て、現在はオンライン講座や商品開発、コンサルティング、セミナー講師として活動中。
アトピーや敏感肌の自身の経験と、延べ6,000人以上のカウンセリングから、肌・体・心を整える美容メソッドを構築。
「自分らしく歳を重ねる美しさ」をテーマに、一人ひとりに寄り添うサポートを行っている。
年齢とともに感じる肌の不調。
実はその裏には、「女性ホルモンの変化」が深く関わっています。
ホルモンバランスの乱れは、血流や代謝を低下させ、知らぬ間に肌細胞を深刻な「酸素不足」へと追い込んでしまうのです。
今回は、女性ホルモンが招く“老け見え”のメカニズムと、低下した肌の活力を取り戻すための解決策について解説します。

女性ホルモンの変化が“老け見え”をつくる理由
年齢を重ねると、スキンケアをしても「効かなくなった」と感じる瞬間があります。
その裏で起きている体の現象は、女性ホルモンの変化による血流と代謝の低下。
そもそも女性ホルモンには、「エストロゲン(卵胞ホルモン)」と「プロゲステロン(黄体ホルモン)」の2種類があるのをご存知でしょうか?
中でも、肌の弾力を保ち、女性らしい体をつくるために重要な役割を担っているのが「エストロゲン」です。
実はこのエストロゲンは、子宮だけに作用するのではなく、全身200以上の代謝に関わる重要なホルモン。
しかし年齢とともにその分泌量は減少し、閉経だけでなく、身体機能全体の変化を引き起こすことがわかっています。*¹
当然、肌の細胞が生まれ変わる力や、血流を巡らせる力も、この変化の例外ではありません。
血流が低下し、酸素が届きにくくなった肌は、うるおいもハリも失いやすくなります。
徐々に変化しているため、ある時にこれまでとの違いに気がついて、焦りを感じる人も多いでしょう。
エストロゲンの減少が、なぜ「酸素不足」を招くのか
エストロゲンは、筋肉の発達や修復にも深く関与しています。
研究では、エストロゲンには筋肉を内側からメンテナンスし、その修復をサポートする力があることが明らかになっています。*²
この働きが弱まると、筋肉量の低下によって血流が減り、体内の酸素循環が滞っていきます。
酸素が足りなくなると、細胞がエネルギーを作り出す力も低下。
結果として、
- 顔色がくすむ
- 疲れて見える
- ハリがなくなる
といった“老け見え”につながるのです。


酸素不足は、肌の「呼吸力」を奪う
血流が滞ると、肌の毛細血管にも影響が及びます。
毛細血管は、肌細胞に酸素と栄養を届け、老廃物を回収する“肌の生命線”です。
この循環が鈍くなると、細胞は必要な酸素を得られず、ターンオーバー(肌の生まれ変わり)が乱れてしまいます。*³
つまり、酸素不足は“肌が呼吸できない”状態。
そのままにしておくと、乾燥・くすみ・ハリ不足などの見た目の変化が加速していきます。
代謝のめぐりを支えるのは、栄養と酸素のバランス
内側から代謝を整えるには、エネルギーをつくる栄養素の摂取も欠かせません。
特にナイアシン(ビタミンB群)は、体内でエネルギーを生み出し、若々しさを保つ機能を内側からサポートしてくれる栄養素です。*⁴
偏った食生活や過度なストレスは、この代謝バランスを崩す要因。
だからこそ、血流を整え、酸素を巡らせ、細胞が自ら働ける環境をつくることが、「若々しさ」を取り戻す第一歩になります。


肌にも“酸素を届ける”という新しい発想
外側からも酸素を補うスキンケアとしてご提案したいのが、MIREY エクセレントオイル。
高濃度酸素をアルガンオイルに配合することで、肌リズムをサポートし、ハリ・うるおいを保つ設計です。
酸素は細胞エネルギーの源。
肌の内側から活力を引き出し、「乾燥」「ハリ不足」「疲れて見える」といった印象を整えます。
毎日のケアに取り入れることで、“老け見え”のサインをゆるやかに変えていくサポートができます。
まとめ
“老け見え”の正体は、単に年齢ではなく「酸素不足」。
女性ホルモンの変化によって血流や代謝が落ち、肌細胞が酸素を受け取れなくなることが原因です。
内側からのめぐりと外側からの酸素補給、その両方を意識することが、見た目の若々しさを守る“ウェルエイジング”の鍵。
MIREY エクセレントオイルで、肌が再び息づくようなツヤとハリを取り戻してみませんか。
*¹ 日本産婦人科医会.更年期と更年期障害の基礎知識とその対応.2023-12-13
https://www.jaog.or.jp/wp/wp-content/uploads/2023/12/f1cebf4f2583d811ca58b96cbc77edaf.pdf(参照 2025-11-21)
*² 国立研究開発法人日本医療研究開発機構.骨格筋の発育と再生メカニズムに性差あり―エストロゲン受容体βの機能的重要性を解明―.2020-08-21
https://www.amed.go.jp/news/release_20200821-01.html(参照 2025-11-21)
*³ 和歌山県HP.和歌山県産食材の美容(アンチエイジング)への効果 報告書.2022-03
https://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/020100/data/archive/d00213424_d/fil/antiaging_houkokusho.pdf(参照 2025-11-21)
*⁴ 日本薬学会 環境・衛生部会.ナイアシンの新旧局面~新たな作用によって拓かれた新薬開発の可能性~
https://bukai.pharm.or.jp/bukai_kanei/topics/topics29.html(参照 2025-11-21)
