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美容家・根本 澪(ねもと みお)
美容業界歴26年。エステ・スパセラピスト、スキンケアメーカーのインストラクターを経て、現在はオンライン講座や商品開発、コンサルティング、セミナー講師として活動中。
アトピーや敏感肌の自身の経験と、延べ6,000人以上のカウンセリングから、肌・体・心を整える美容メソッドを構築。
「自分らしく歳を重ねる美しさ」をテーマに、一人ひとりに寄り添うサポートを行っている。

酸素と抗酸化の違いとは?
「エイジングケア=抗酸化」…これは多くの人が知っている考え方です。
紫外線やストレスによる酸化ダメージを防ぐことは、美肌を守るために大切です。
一方で「酸素を肌に届ける」と聞くと、「酸素ってサビの原因になるのでは?
と不安に思う人もいるかもしれません。
今回は、その疑問にお答えします。
抗酸化と酸素供給の違いを整理し、両方がそろうことでエイジングケアが完成する理由をお伝えします。
酸素の2つの顔とエイジングへの関わり
酸素は、体を動かすエネルギーの源です。
細胞の中にある「ミトコンドリア」という小さな工場で、酸素は栄養と結びつき、ATPというエネルギーを作ります。
これはちょうど、車のエンジンにガソリンを入れて走るようなもの。
酸素があるからこそ、細胞は元気に働き続けられるのです。*¹ *²
ただし、この「エンジン」が動くと、必ず排気ガスが出ます。
人の体でいうと、それが活性酸素です。
活性酸素は反応が強く、多すぎると細胞を傷つけ、老化や乾燥、くすみなどの肌トラブルを招きます。*³
しかし同時に、免疫や細胞の合図など、大事な役割も持っています。*⁴
ここで必要になるのが抗酸化ケアです。
体には、活性酸素をおさえる酵素や、ビタミンC・Eなどの抗酸化物質があります。
これは車の「排気ガス浄化装置」のようなもので、余分な活性酸素を処理して細胞を守ります。*³
一方で、酸素供給ケアは「燃料をきちんと補給してエンジンを回す」イメージです。
酸素が十分に届けばATPが効率よく作られ、肌の生まれ変わりやコラーゲン生成など、美しさを育てる働きがスムーズになります。
つまり、抗酸化=排気ガスを減らす守りのケア、酸素供給=燃料を与えて育む攻めのケア。
両方がそろってこそ、肌は若々しさを保てます。


抗酸化と酸素供給は両方大切
「抗酸化」と「酸素供給」は敵と味方ではなく、守りと攻めの両輪です。
活性酸素から肌を守るだけでなく、安定した酸素を細胞に届けることで、肌本来の力を引き出せます。
つまり、「酸素を肌に入れて大丈夫?」という疑問の答えは、「私たちが届けたいのはエネルギー源として働く“良い酸素”」ということ。
安心して取り入れていただける理由がここにあります。
守りと攻めで完成するエイジングケア
あなたのケアは「守り」だけで終わっていませんか?
抗酸化でダメージの進行を防ぎつつ、酸素供給で肌を根本から育む。
この「守り」と「攻め」の両立こそが、年齢に負けない健やかさと輝きを保つ鍵です。
その「攻め」のケアを担うのが、 酸素・栄養・水分を肌へ直接届けることで内側から美と活力を引き出す次世代スキンケアブランド「MIREY」の中心となる「MIREYエクセレントオイル」。
アルガンオイル100%に高濃度酸素を配合し、肌のバリア機能を高めながらターンオーバーを正常化させます。
毎日のスキンケアにプラスするだけで、乾燥やハリ不足といったエイジングサインに働きかけ、内側から輝くような美しさを実感できる特別な一本です。
*¹ 大塚製薬.ミトコンドリアでの酸素を利用したエネルギー産生
https://www.otsuka.co.jp/oxygen-lab/about/energy-production.html,(参照 2025-09-13)
*² 東京農業大学.人も車も酸素のおかげ ミトコンドリアはすごい
https://www.nodai.ac.jp/research/teacher-column/0034/,(参照 2025-09-13)
*³ サワイ健康推進課.細胞から元気に!“エネルギー工場”ミトコンドリアを活性化して「免疫老化」を防ごう
https://kenko.sawai.co.jp/theme/202106.html,(参照 2025-09-13)
*⁴ 公益財団法人長寿科学振興財団.酸化ストレス
https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/rouka/sanka-sutoresu.html,(参照 2025-09-13)
