年齢を重ねるにつれて、肌の乾燥やハリ不足を感じる方が増えています。
その原因の一つが、セラミドの減少です。
セラミドは肌のうるおいを守る大切な成分ですが、種類によって効果が大きく異なることをご存知でしょうか。
「どのセラミドを選べばいいか分からない」という方に向けて、種類ごとの違いや選び方を分かりやすく解説します。
- セラミドには大きく分けて4種類ある
- 種類によって浸透力・保湿力が違う
- 人の肌には25種類以上のセラミドが存在
- 年齢肌には「複数種類を一度に補える」セラミドが効果的

セラミドとは?なぜ年齢肌に必要なのか
セラミドは、肌の一番外側にある「角質層」の細胞と、細胞の間を埋める細胞間脂質の主成分です。
レンガ造りの壁に例えると、角質細胞がレンガで、セラミドはレンガをつなぐセメントのような存在。
このセメントがしっかり働くことで、肌は外からの刺激をはね返し、内側の水分を逃さない「バリア機能」を保つことができます。
しかし、年齢を重ねるとセラミドは減少し、加齢とともに有意に減少し、角質層の総脂質量は30%以上減ってしまいます。*¹
セラミドが減ると、バリア機能が弱まり、乾燥・敏感・ハリ不足といったさまざまな肌悩みにつながります。
だからこそ、スキンケアでセラミドを補うことが大切なのです。
セラミドの4つの種類とその違い
化粧品に配合されるセラミドには、大きく分けて4つの種類があります。
| 種類 | 由来 | 特徴 | 浸透力 | 保湿力 | 価格 |
|---|---|---|---|---|---|
| 天然セラミド | 動物(馬など) | 人の肌に近い構造。複数種類を含む。 | ★★★ | ★★★ | 高 |
| ヒト型 セラミド | 酵母など | 人のセラミドと同じ構造。 単一種類ずつ配合。 | ★★★ | ★★★ | やや高 |
| 植物性 セラミド | 米・小麦 など | 構造は異なるが保湿効果あり。 | ★★☆ | ★★☆ | 中 |
| 疑似 セラミド | 化学合成 | セラミドに似せて作られた成分。 | ★☆☆ | ★☆☆ | 低 |
天然セラミド(動物由来)
馬などの哺乳類の脳や脊髄から抽出されるセラミド。
人の肌に近い構造を持つため、浸透性と保湿力に優れているのが特徴です。
ただし、抽出量が限られるため価格は高めです。
成分表示:「ビオセラミド」「セレブロシド」など。
ヒト型セラミド(合成)
酵母などを使って、人のセラミドと同じ構造に作られたセラミド。
肌なじみが良く、保湿効果も高いため、多くの化粧品に採用されています。
成分表示:「セラミドNP」「セラミドAP」「セラミドEOP」など、「セラミド+アルファベット」の形で記載。
植物性セラミド
米ぬか、小麦、こんにゃくなどの、植物から抽出されたセラミド。
人のセラミドとは構造が一部異なるため、天然やヒト型に比べると、浸透力はやや劣りますが、保湿効果は期待できます。
成分表示:「コメヌカスフィンゴ糖脂質」「ユズ果実エキス」など。
疑似セラミド(合成類似)
セラミドに似た構造を化学的に合成したもの。
大量生産が可能で価格は安いですが、保湿力や浸透力は他に比べて劣るとされています。
成分表示:「セラミド」という文字は入らず、「ヘキサデシロキシPGヒドロキシエチルヘキサデカナミド」など、長い化学名で記載。


天然セラミドとヒト型セラミド、どちらを選ぶ?
天然セラミドとヒト型セラミド、どちらが良いか・・・
セラミド配合化粧品を選ぶとき、多くの方が迷うポイントです。
結論から言えば、年齢肌には天然セラミドがより効果的とされています。
その理由は、セラミドの種類の数にあります。
人の肌には25種類以上のセラミドが存在する
人の角質層には25種類以上のセラミドが存在し、それぞれが異なる役割を持ちながら、複合的に働いていることが分かっています。*²
これらが協力し合うことで、強固なバリア機能と高い保湿力が保てています。
ヒト型セラミドは「1種類ずつ」の配合
一方、化粧品に配合されるヒト型セラミドは、「セラミドNP」「セラミドAP」など、1種類ずつ別々に作られます。
そのため、化粧品に配合されるのも通常1〜3種類程度。
もちろん保湿効果はありますが、人の肌が本来持つ「25種類以上のセラミドが協力し合う」という、複雑な働きを完全に再現することは難しいワケです。
天然セラミドは「複数種類」を一度に補える
これに対して天然セラミド(動物由来)は、馬などの哺乳類から抽出される際に、複数種類のセラミドが自然な形で含まれています。
つまり、単一成分でありながら、多様なセラミドを同時に補うことができる。
この「複合的なアプローチ」が、年齢とともに複雑化する肌悩みに対して、より高い効果をもたらすと考えられている理由です。
年齢肌のためのセラミドの選び方
では、天然セラミドとヒト型セラミドの違いを整理できたところで、実際に化粧品を選ぶときのポイントを見ていきましょう。
①成分表示で「セラミドの位置」を確認する
化粧品の成分表示は、配合量が多い順に記載されるというルールがあります。
セラミドが表示の前半(できれば5番目以内)に来ているかチェックしましょう。
後半に記載されている場合、配合量が少なく、期待する効果が得られない可能性があります。
②他の保湿成分と併用する
セラミド配合のアイテムと、ヒアルロン酸やコラーゲンを含む美容液などを併用することで、相乗効果が生まれます。
セラミドは水分を「挟み込んで逃さない」、ヒアルロン酸は水分を「引き寄せる」働きがあります。
それぞれの強みを活かした「重ね使い」で、より高い保湿効果が期待できます。
③継続できる価格かどうかで選ぶ
セラミドの効果を実感するには、最低でも1〜2か月の継続が必要です。
天然セラミドやヒト型セラミドは高価な傾向がありますが、無理なく続けられる価格帯のものを選ぶことも大切。
高価なものを1か月だけ使うより、適切な価格のものを3か月以上続ける方が、効果を実感できます。
④テクスチャーや香りで選ぶ
どんなに優れた成分でも、使い心地が好みでなければ続けられません。
べたつきが苦手な方は軽めのテクスチャー、しっとり感が欲しい方は濃厚なタイプなど
自分の好みに合ったものを選ぶのがおすすめです。


天然セラミドを自分でカスタマイズ「MIREYギフトセット」
年齢肌に必要なのは、セラミドだけではありません。
バリア機能を本当の意味で立て直すには、「酸素・栄養・水分」も同時に届ける総合ケアが必要です。
MIREYギフトセットは、そのすべてを叶える特別なセット。
特に注目なのが、プロ向けで扱われてきた「天然セラミド100%原液(ビオセラミド)」をご自身の手でエッセンスにブレンドできる点です。
セット内容
1.MIREYエクセレントオイル(10ml)
アルガンオイル100%に高濃度酸素を結合。
肌をやわらかくほぐし、後から塗る美容成分の浸透をサポートします。
2.MIREYリポーションエッセンスR(35ml)
ヒアルロン酸などの高保湿成分を配合した水溶性美容液。
セラミドが水分を「挟み込んで逃さない」働きに対し、ヒアルロン酸は水分を「引き寄せる」働きがあります。
アルガンオイルで整えた肌に対して、セラミドと一緒に併用すると、相乗効果でより高い保湿力が期待できます。
3.ビオセラミド原液100%(5ml)【初セット化】
馬由来の天然セラミド100%の原液です。
複数種類のセラミドを一度に補えます。
使い方3ステップ
STEP1:エクセレントオイルで酸素を届け、肌をやわらかく
STEP2:リポーションエッセンスRにビオセラミドを混ぜてカスタマイズ
STEP3:天然セラミド配合のスペシャルエッセンスで潤す
MIREYギフトセットは、通常価格9,460円(税込)のところ、特別価格8,514円(税込)にて販売しております。
※限定セットのため、なくなり次第終了となります。
まとめ
セラミドは、肌のバリア機能を守る大切な成分。
しかし、種類によって効果は大きく異なります。
年齢肌には、複数種類のセラミドを一度に補える「天然セラミド」がおすすめです。
さらに、ヒアルロン酸などの保湿成分や酸素と併用することで、より高い効果が期待できます。
酸素・栄養・水分も同時に届ける総合ケアで、肌本来の力を育てていきましょう。

Q1. セラミドは朝と夜、どちらに使うのが効果的?
朝晩どちらでも使えますが、夜のケアがおすすめです。肌は睡眠中に修復・再生されるため、夜にしっかりセラミドを補うことで翌朝のもっちり感を実感しやすくなります。
Q2. セラミド配合化粧品は冷蔵庫で保管すべき?
基本的には常温保管で問題ありません。ただし、直射日光や高温多湿を避け、涼しい場所に保管してください。冷蔵庫で保管すると、脂質成分が固まってしまう場合があります。
Q3. 天然セラミドには独特の匂いがあると聞きましたが?
天然セラミド(動物由来)は、無香料の場合、原料特有の匂いを感じることがあります。これは品質に問題があるわけではなく、天然成分ならではの特徴です。匂いが気になる方は、香料が配合されたタイプを選ぶか、他のスキンケアアイテムと重ねて使うことで気にならなくなることが多いです。
美容家・根本 澪(ねもと みお)
美容業界歴26年。エステ・スパセラピスト、スキンケアメーカーのインストラクターを経て、現在はオンライン講座や商品開発、コンサルティング、セミナー講師として活動中。
アトピーや敏感肌の自身の経験と、延べ6,000人以上のカウンセリングから、肌・体・心を整える美容メソッドを構築。
「自分らしく歳を重ねる美しさ」をテーマに、一人ひとりに寄り添うサポートを行っている。