「ほうれい線=加齢」と諦めないで。原因は「シワ」ではなく「毎日の習慣」にあった。 – MERCE|ひとつの品からゆたかな時間を – merce-online

「ほうれい線=加齢」と諦めないで。原因は「シワ」ではなく「毎日の習慣」にあった。

この記事は約4分で読むことができます。

記事の監修

美容家・根本 澪(ねもと みお)

美容業界歴26年。エステ・スパセラピスト、スキンケアメーカーのインストラクターを経て、現在はオンライン講座や商品開発、コンサルティング、セミナー講師として活動中。
アトピーや敏感肌の自身の経験と、延べ6,000人以上のカウンセリングから、肌・体・心を整える美容メソッドを構築。
「自分らしく歳を重ねる美しさ」をテーマに、一人ひとりに寄り添うサポートを行っている。

鏡を見たとき、口元に影を落とすほうれい線。

しかし、ほうれい線は誰にでも元々ある自然な“溝”で、シワではありません。

肌のハリや日々のちょっとしたクセによって、その目立ち方が変わってくるのです。*¹ *²

それなのに、どうして年齢とともに、ほうれい線が深く刻まれてしまうのでしょうか?

今回は、ほうれい線の正体や深くなってしまう理由などを解説していきます。

ほうれい線の正体とは?

ほうれい線は医学的には鼻唇溝(びしんこう)と呼ばれる、口周りの境界にある溝です。

これは皮膚のよれや折れで生じるシワとは異なり、顔の「つくり」そのものによって生まれる“溝”です。

シワが皮膚表面の弾力や乾燥によってできるのに対し、ほうれい線は頬のふくらみ(脂肪や筋肉)と口元との構造的な「境目」によって目立つようになります。

加齢によって肌のハリや、内側から支える力が弱くなると、この溝がより深く見えるようになるのです。*¹

ほうれい線を悪化させないための生活習慣と対策

「ついやってしまう」ということはありませんか?

気づいたものから少しずつ見直していきましょう。

頬杖

いつも同じ側ばかりで頬杖をついていると、その部分のシワがくっきりと定着しやすくなります。

机の上で手を組むなど、別のポーズに変えてみるのがおすすめです。

片側で噛むクセ

どちらか一方で噛みがちなら、一口ずつ左右交互に噛んでみてください。

噛み応えのある食材ほど、特に意識するようにしましょう。*⁵

長時間、横向きやうつ伏せで寝る

寝はじめは寝返りが少ない時間帯なので、仰向けで寝始めてください。

仰向けで寝にくいと感じる場合は、枕の高さを見直すことも大切です。

ベースメイクを厚塗り

溝にファンデがたまると悪目立ちします。

保湿をしっかりして薄く重ねるのが鉄則。

仕上げは光を拡散するパウダーで陰影を和らげると◯。

日中のUV対策不足

日中のUV対策不足 紫外線は、長期的にしわや弾力を低下させることにつながります。*² *³

UV対策は年間を通して必要で、曇天や室内でも窓際は要注意です。

UVAはガラスを透過するため、室内でも油断できません。

二度塗りでムラ防止をして、外出が長い日はこまめに塗り直しましょう。

今日からできる実用ケア

ポイントは、①しっかり保湿すること、②肌をこすらないこと、③紫外線対策を徹底することです。

  • 化粧水でやさしくたっぷりと水分補給。
  • オイルやクリームを優しく顔に伸ばします。特に口元と小鼻脇は擦らずに押し当てて塗る。
  • UVや下地は薄く重ねる。
  • ファンデーションは薄く、パウダーも薄めに塗って陰影を飛ばす。

日中

  • 乾燥を感じたら、メイクの上から保湿ミストを軽く吹きかけてうるおいを補い、手のひらで包むように軽く押さえて整えましょう。
  • 屋外に出る前にUVを塗り直し。

  • お肌を擦らずクレンジング。
  • 化粧水でたっぷり保湿。
  • オイルやクリームをハンドプレスで塗る。
  • 特に口元は摩擦を避けて、手で包むように塗ります。
  • 就寝は仰向けで深呼吸して寝始めましょう。

ほうれい線ケアに取り入れたい美容オイル

肌の乾燥や摩擦を防ぐことは、ほうれい線の印象を変えていくための基本です。

特に口元は動きが多く、乾燥による影やメイク崩れが目立ちやすい部分。

そこでおすすめなのが、酸素オイルとアルガンオイルの保湿力を生かしたMIREYエクセレントオイルのケアです。

酸素を含むアルガンオイルは、肌の代謝をサポートしながらうるおいと弾力を保ち、乾燥による口元の影にアプローチする働きがあります。

肌表面をなめらかにふっくらと整えることで、ファンデーションなどが溝に入り込みにくくなり、見た目の凹凸を軽減

毎日のスキンケアに取り入れることで、ほうれい線の目立ちにくい肌を育てます。

MIREYエクセレントオイルは、肌に必要な酸素と栄養を与えながらバリア機能を整える設計。

無香料で、香りが苦手な方でも使いやすいのも特徴です。

使い方のポイント

  • 6〜10滴を手のひらで温め、擦らずに押し当ててなじませる。
  • 夜は気になる部分に重ね塗りし、ハンドプレスで密着感を高める。

メイク前はしっかり保湿の後、薄くベースメイクを重ねると、ファンデーションがヨレにくくなります。


MIREYエクセレントオイルの詳細はこちら

まとめ

ほうれい線が目立つのは、肌に溝ができているサインです。

肌のつくりや環境、日々の習慣を理解して対処することで、その目立ち方を変えることができます。

今日からできる一歩は、頬杖をやめる、左右で噛む、朝晩の押し当て保湿、日焼け止めの塗り直し。

こうした小さな積み重ねが、肌の印象を大きく変えていきます。

スキンケアには、肌のハリと弾力を支えるMIREYエクセレントオイルで保湿をプラス。

酸素とアルガンオイルの力がうるおいを長く保ち、乾燥による口元の影にアプローチします。

毎日のスキンケアの最後にプラスして、やわらかく整った印象の肌を育てていきましょう。


MIREYエクセレントオイルの詳細はこちら


*¹ イラスト口腔顔面解剖学
https://www.chugaiigaku.jp/upfile/browse/browse4645.pdf,(参照 2025-10-22)

*² 紫外線環境保健マニュアル2020
https://www.env.go.jp/content/900410650.pdf,(参照 2025-10-22)

*³ 紫外線による人の健康への影響
https://www.env.go.jp/content/000048726.pdf,(参照 2025-10-22)

*⁴ 偏側咀嚼習慣の程度と顔面形態の非対称性との関係について
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjps1957/38/1/38_1_177/_pdf/-char/ja,(参照 2025-10-22)

*⁵ 健康づくりのための睡眠ガイド2023
https://www.mhlw.go.jp/content/10904750/001181265.pdf,(参照 2025-10-22)

RELATED ARTICLES 関連記事

日本人女性の目元

スマホ疲れが目元老けを加速?眼輪筋ケアでたるみ・クマをリセット

「咬筋」が硬いままでは、むくみ・たるみが加速する一方・・・1日3分の「咬筋ほぐし」習慣でケアしませんか?

首のケア、後回しにしていませんか?40代のハリ対策は「顔と首はひとつながり」の意識から。

その不調、「血管の老い」が原因かも。40代から見直す“酸素と栄養”のパイプライン

「美容オイルの王様」に酸素をプラス。アルガンオイルの新しい可能性

「抗酸化」と「酸素ケア」の違いとは?40代からのエイジングケア新常識