この記事は約3分で読むことができます。
美容家・根本 澪(ねもと みお)
美容業界歴26年。エステ・スパセラピスト、スキンケアメーカーのインストラクターを経て、現在はオンライン講座や商品開発、コンサルティング、セミナー講師として活動中。
アトピーや敏感肌の自身の経験と、延べ6,000人以上のカウンセリングから、肌・体・心を整える美容メソッドを構築。
「自分らしく歳を重ねる美しさ」をテーマに、一人ひとりに寄り添うサポートを行っている。

期待して買った化粧品の効果が感じられない…?
奮発して買った美容液や、雑誌で話題のクリーム。
期待して使い始めたのに、思ったほどの効果が実感できない…そんな経験はありませんか?
もしかしたらその原因は、化粧品そのものではなく、肌の“準備不足”=酸素不足かもしれません。
「肌に酸素が足りていない」状態では、美容成分をしっかり受け取る土台が整っていないのです。
肌は“工場”、酸素は“電力”
肌を“ものづくりの工場”に例えるとイメージしやすいと思います。
ここでいう肌とは、基底細胞が新しい角質細胞を生み出し、真皮がコラーゲンやエラスチンをつくって肌のハリや潤いを支えるなど、表皮と真皮それぞれが役割を担っていることを指しています。
- 肌という工場=美肌をつくり出す現場
- 美容成分=最高の原材料
- 酸素(ATP)=工場を動かす電力
どんなに素晴らしい原材料を仕入れても、電力がなければ工場は動きません。
同じように、酸素が不足している肌では、美容成分を最大限に活かすことはできないのです*¹。


酸素不足が老化を加速させる
加齢やストレスなどで酸素の供給が減少してしまうと、肌細胞を動かすエネルギーを作るところ=ミトコンドリアの働きが低下します。
その結果、コラーゲンやエラスチンの合成力が落ち、シワやたるみ、乾燥、夕方のくすみやハリ不足といった老化サインが進行します。
実際に、日本の研究では「ミトコンドリアの質の低下が細胞老化を促す」ことが示されています*¹。
つまり、酸素不足は単なる“疲れ”や“一時的な不調”ではなく、美容の根本的な停滞原因になりうるのです。
酸素が満ちた肌は、美容成分の力を十二分に発揮する
酸素が十分にあると、細胞が活性化し、美容成分を取り込む準備が整った状態になります。
さらに、酸素は血流を促し、肌へ栄養や水分を届けるサポートもします。
酸素が満ちた肌=美容液やクリームの効果をしっかり実感できる肌なのです。
医療現場でも酸素は「創傷治癒」や「皮膚再生」に活用されており*²、肌の回復や再生に欠かせないことがわかっています。


せっかくの化粧品を無駄にしないために——酸素ケアから始めよう
せっかく手にした化粧品を“宝の持ち腐れ”にしないために。
スキンケアの最初のステップとして、酸素ケアで肌の土台を整えることで大きく効果が変わります。
MIREYエクセレントオイルは、高濃度酸素を肌に届けることを目的としたスキンケア。
肌が美容成分を受け入れる準備を整え、今ある化粧品の力をぐんと引き出してくれます。
「化粧品の効果をもっと感じたい」
「手持ちのスキンケアを無駄にしたくない」
そんな方に、まず試していただきたい一歩です。
*¹ 東京薬科大学.ミトコンドリア活性化による皮膚老化の抑制に関する研究
https://www.kose-cosmetology.or.jp/research_report/archives/2016/fullVersion/Cosmetology%20Vol24%202016%20p149-152%20Yanagi_S.pdf,(参照 2025-09-05)
*² 京医科歯科大学病院.高気圧酸素治療について
https://www.tmd.ac.jp/med/hbo7/abouthbo.html,(参照 2025-09-05)