夏になると、つい甘いスポーツドリンクや清涼飲料に手が伸びてしまう。
水を飲むのが苦手。
「スポーツドリンクの方が吸収が早いから」と選んでいる。
そんな方も多いのではないでしょうか。
今回は、スポーツドリンクや清涼飲料水を水分補給として日常的に飲んでいる方に、ぜひ一度読んでいただきたい内容です。
- 夏に飲みがちな甘い飲み物は、糖分のとりすぎにつながりやすいこと
- 食後の血糖値の急な上昇は、糖化(老けの一因)とも関わること
- 砂糖に頼らない水分補給として、お酢やハーブ蜜酢が選択肢になること
夏の水分補給、実は糖分をとりすぎているかもしれません

暑い日に冷たいスポーツドリンクや清涼飲料を飲むと、ほっと一息つけますよね。
ただ、こうした甘い飲み物には、思った以上に糖分が含まれています。
最近では、脱水状態や高温での活動時に向けた経口補水液も、よく見かけるようになりました。
こうした飲料は、脱水時や運動時には適した設計ですが、糖分や塩分がやや多めに含まれています。
そのため、日常的に毎日飲むものとしては、少し不向きな場合もあります。
のどが渇くたびに何本も飲んでいると、一日にとる糖分の量は、気づかないうちにふくらんでいきます。
長期間の調査をまとめた報告では、甘い飲み物をよくとる習慣が、体重や血糖の状態と関わることが指摘されています*¹。
水分補給のつもりで飲んでいても、その積み重ねが、別の悩みにつながることもあるようです。
「糖化」という言葉、最近よく聞きませんか
美容の話題で「糖化」という言葉を耳にする機会が増えました。
糖化とは、体の中で糖とたんぱく質が結びつき、変化した物質が生まれていく反応のことです。
ある研究では、この物質が年齢とともに体の中に少しず蓄積し、肌の変化にも関わる可能性が示されています*²。
ただし、糖化は年齢とともに自然に進む側面が大きく、食べ物だけで決まるわけではありません。
「砂糖をとると、すぐに肌が糖化する」と結びつけすぎる必要はありません。
それでも、甘い物のとりすぎを少し見直すことは、これからの体を考える上で大切な一歩になります。
なお、食後に血糖値が急に上がることも、糖化が進む一因として知られています。
見直したいのは、砂糖に頼らない水分とミネラルの摂り方
汗をかいた後は「水+ミネラル」を意識する
ミネラルを補うためには、必ずしも砂糖や特別な飲料が必要なわけではありません。
発汗によって失った水分を補うには、汗として失った分よりも多めの水分に加え、ナトリウムなどのミネラルを補うことも大切です*³。
けれど、特別なものを用意する必要はありません。
味噌汁など、普段の食事に含まれる塩分や食材からも補うことができます。
「水分補給は飲み物だけ」と考えず、食事の内容にも目を向けてみると、無理なく水分とミネラルを補いやすくなります。
食事のときの「お酢」という選択肢
水だけでは飲みにくく、何か風味のあるものの方が続けやすいというという声もよく聞きます。
そこで選択肢のひとつとして取り入れたいのが、お酢です。
糖質の多い食事と一緒に酢をとると、食後の血糖値の上がり方がゆるやかになることが示されています*⁴。
目安は、およそ10〜30ml。大さじ1〜2杯ほどです。
たくさんとらなくても、いつもの食事に少し添えるくらいの量でよいとされています。
先ほどの糖化の話と合わせて考えると、血糖値の急な上昇を抑える工夫は、老けを気にする毎日にとっても、意味のある視点と言えそうです。
いつもの一杯を、砂糖に頼らない一杯へ

ハーブ蜜酢 3種お試しセット
毎日の水分補給だからこそ、香りごと楽しめるものの方が、習慣として続けやすいものです。
ハーブ蜜酢は、りんご酢にはちみつとハーブの香りを合わせた飲み物です。
砂糖不使用・香料無添加で、心地よい香りとともに水分補給を楽しめます。
〈飲み方〉
① グラスにハーブ蜜酢を入れ、水またはお湯を5倍量加えます。本品1に対し、水またはお湯5が目安です。
② 夏は冷たい水で、冷えを感じる日はお湯割りでお楽しみいただけます。
③ 食事のときや、汗をかいたあとの一杯として取り入れます。
ラベンダー・ローズ・キンモクセイの3種類があり、その日の気分や体調に合わせて選べます。
水や炭酸で割るほか、ドレッシングとして食事に取り入れる楽しみ方もあります。
まとめ
夏の水分補給では、水分だけでなく、糖分やミネラル、血糖値への視点を持つことも大切です。
甘い飲み物をとりすぎていると感じる日や、汗をかいたあとの一杯に、砂糖不使用のハーブ蜜酢を水で薄めて取り入れてみてください。
無理なく続けられる一杯を、毎日の習慣にすること。
それがこれからの体をいたわる、一歩になりそうです。
よくあるご質問
Q1:スポーツドリンクや経口補水液は、夏に飲んではいけないのですか?
飲んではいけないわけではありません。
脱水状態や運動、高温環境での活動など、必要性の高い場面で役立つよう設計されています。ただし、日常的に何本も飲むと糖分や塩分をとりすぎることもあるため、体調や状況に応じて使い分けることをおすすめします。
Q2:ハーブ蜜酢は、運動後の水分補給に使えますか?
運動後にも楽しんでいただけます。
ただし、ハーブ蜜酢は電解質飲料ではなく、りんご酢とはちみつ、ハーブでつくられた飲料です。
運動後の水分やミネラル補給は、水や食事と組み合わせることを基本としてください。
ハーブ蜜酢は、甘い清涼飲料や砂糖入りの飲み物に頼りすぎず、水分補給を楽しむための一杯として取り入れるのがおすすめです。
Q3:お酢を飲めば、糖化や老化を防げますか?
お酢を飲むことで、糖化や老化を防ぐとは言えません。
食後の血糖についても、お酢全般を対象に、摂取後1〜2時間ほどの変化を見た知見であり、特定の商品に効果があると示すものではありません。
お酢は、あくまでも食生活の中で取り入れられる選択肢のひとつです。
体調の変化が続く場合は、食生活全体を見直すとともに、必要に応じて 医師や専門家へご相談ください。
参照元
*¹ Malik VS.「Sugar sweetened beverages and cardiometabolic health」Curr Opin Cardiol.(2017)PMID: 28639973
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/28639973/(参照 2026-07-06)
*² Gkogkolou P, Böhm M.「Advanced glycation end products: Key players in skin aging?」Dermatoendocrinol.(2012)PMID: 23467327
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/23467327/(参照 2026-07-06)
*³ Shirreffs SM, Armstrong LE, Cheuvront SN.「Fluid and electrolyte needs for preparation and recovery from training and competition」J Sports Sci.(2004)PMID: 14971433
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/14971433/(参照 2026-07-06)
*⁴ Santos HO, et al.「Vinegar (acetic acid) intake on glucose metabolism: A narrative review」Clin Nutr ESPEN.(2019)PMID: 31221273
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/31221273/(参照 2026-07-06)