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冬の乾燥肌を守る2つの条件|やりすぎケアをやめたら肌が変わった

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記事の監修

美容家・根本 澪(ねもと みお)

美容業界歴26年。エステ・スパセラピスト、スキンケアメーカーのインストラクターを経て、現在はオンライン講座や商品開発、コンサルティング、セミナー講師として活動中。
アトピーや敏感肌の自身の経験と、延べ6,000人以上のカウンセリングから、肌・体・心を整える美容メソッドを構築。
「自分らしく歳を重ねる美しさ」をテーマに、一人ひとりに寄り添うサポートを行っている。

鏡を見て、ふと違和感を覚える。

「いつもの化粧水がヒリヒリする」 「どんなに保湿しても、乾燥が止まらない」「ケアを増やしたのに、むしろ肌が荒れてきた」

それは、冬特有の肌の変化が起きているサイン。

実は、一生懸命ケアを重ねることが、かえって肌の負担になっている可能性があります。

冬の肌に本当に必要なのは、「足し算」ではなく「引き算」。

今回は、バリア機能が低下した冬肌を守る2つの条件をご紹介します。

なぜ冬になると、肌が敏感になるのか

冬になると肌の調子が悪くなる、というのは多くの人が感じること。

その答えは、冬特有の環境変化にあります。

まず、気温の低下により皮脂の分泌が減少します。

肌表面の乾燥を防ぐ皮脂の分泌量は、肌の温度に影響を受けるため、寒い時期は皮脂量が大きく減り、皮脂膜も薄くなってしまうのです。

さらに室内外の温度変化も影響します。

外は冷たい空気、室内は暖房でカラカラ。

こうした温度変化により、肌のバリア機能を支える重要な酵素が減少することが分かっています。

そして何より、空気の乾燥。

冬は一年で最も湿度が低く、暖房の効いた室内ではさらに乾燥が進み、肌の水分保持力が追いつかなくなります。

バリア機能の低下がすべての始まり

これらの環境変化が引き起こすのが、「バリア機能の低下」です。

バリア機能とは、肌の最も外側にある角質層が持つ、外部刺激から肌を守り、水分を逃さない働きのこと

このバリア機能は、「皮脂膜」「天然保湿因子(NMF)」「細胞間脂質(セラミド)」という三大保湿因子のバランスで成り立っています。

ところが冬になると、この三つがすべて減少。

バリア機能が弱まると、肌内部の水分がどんどん蒸発し、外からの刺激も受けやすい無防備な状態になります。

これが、冬に肌が敏感になる理由です。

冬肌のサイン—こんな症状が出たら要注意

バリア機能が低下した肌には、いくつかのサインがあります。

  • 化粧水をつけたとき、ヒリヒリしたりしみたりする。
  • いつも使っているスキンケアが急に合わなくなったと感じる。
  • 乾燥しているのに、なぜか肌表面がベタつく。
  • 赤みやかゆみが出やすくなった。

こうした症状は、肌が「もうこれ以上刺激を受けたくない」と悲鳴を上げている状態。

放置すると、乾燥がさらに進み、バリア機能が低下する悪循環に陥ってしまいます。

「もっとケアしなきゃ」が逆効果になる理由

肌の調子が悪いと、つい「もっとしっかりケアしなきゃ」と思いがちです。

美容液を追加したり、クリームを重ね塗りしたり。

でも、バリア機能が低下した肌には、この「やりすぎケア」が逆効果になることがあります。

アイテムを重ねるほど、配合されている成分の数も増えます。

健康な肌なら問題ない成分でも、バリア機能が低下した肌にとっては刺激になる可能性も。

複数のアイテムを使うことで、界面活性剤や香料などの刺激が累積的に作用し、炎症を引き起こす場合があることが報告されています。*¹

また、肌に触れる回数が増えれば、摩擦ダメージも蓄積します。

そして何より、過剰なケアは肌本来の回復力を妨げます。

肌は本来、自分で整う力を持っています。

その力を信じて、少し休ませてあげることも大切なのです。

冬肌を守る2つの条件

では、冬の弱った肌に本当に必要なケアとは何でしょうか。

答えは、たった2つの条件を満たすこと。

【条件1】水分と油分、両方をバランスよく補う

バリア機能を支える三大保湿因子は、水溶性(NMF)と油溶性(皮脂膜・セラミド)の両方で構成されています。

つまり、水分だけでも、油分だけでも不十分。

両方をバランスよく補うことが必要です。

NMF(天然保湿因子)は、角質細胞の中で水分を抱え込む役割。

一方、皮脂膜は肌表面で水分蒸発を防ぐ「フタ」の役割。

どちらか一方が欠けても、バリア機能は十分に働けません。

【条件2】肌への刺激を最小限に抑える

バリア機能が低下した肌は、とても敏感な状態。

刺激を最小限に抑えるには、アイテム数を減らし、成分がシンプルなものを選び、摩擦を避けることが大切です。

【+α】浸透の「順番」も重要

冬の敏感な肌には、スキンケアの「順番」も大切なポイント。

一般的には化粧水が最初ですが、バリア機能が低下した肌には、先にオイルを使う方法もおすすめです。

ブースターとして機能するオイル、例えばアルガンオイルやスクワランオイルを洗顔後すぐに使うことで、肌表面に薄い保護膜を作ります。

この膜があることで、その後に使う美容液や化粧水の刺激を和らげることができるのです。

オイルが肌を柔らかくほぐし、美容成分がゆっくり浸透していくため、ヒリヒリ感を感じにくくなります。

多段階ケアでは条件を満たせない理由

一般的なスキンケアは「化粧水→乳液→クリーム」の順。これは、最初に水分を与えてから油分でフタをする設計です。

しかし、バリア機能が低下した冬肌には、この順番では刺激を感じることも。

先に油分で保護膜を作り、その後に水分を届ける方が、刺激を軽減でき使用感もマイルドになります。

冬肌に必要なのは、「守る→補う」のシンプル設計なのです。

おすすめアイテムで叶える、冬肌の2ステップケア

この2つの条件をクリアする組み合わせとして、MIREYの2ステップケアをご紹介します。

MIREY エクセレントオイル

100%アルガンオイルに高濃度酸素を配合した美容オイル。

成分は「アルガンオイル」のみというシンプルさで、敏感な冬肌にも安心です。

洗顔後すぐに6〜10滴を手のひらに取り、顔全体にやさしくなじませてください。

先にオイルで肌を保護することで、その後のエッセンスの刺激を軽減します。

MIREY リポーションエッセンスR

3種のヒアルロン酸と10種のNMF成分を配合した高保湿美容液。

アルコール・香料不使用で、バリア機能が低下した肌にもやさしい処方です。

オイルで守った肌に、たっぷりのうるおいを届けます。

500円玉大を手のひらに取り、両手で包み込むようにハンドプレス。

肌がしっとりするまで、2〜5回重ねてください。

なぜこの2ステップが冬肌に適しているのか

  • 条件1をクリア:油分(エクセレントオイル)と水分(リポーションエッセンス)を両方バランスよく補給。
  • 条件2をクリア:2ステップだけで完結するため、肌に触れる回数を最小限に。成分もシンプルで、刺激を抑えられます。

そして順番のメリット。先にオイルで保護膜を作ることで、エッセンスの刺激を感じにくく、冬の敏感な肌にも安心して使えます。


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まとめ

冬になって肌が変わったと感じたら、それは「やりすぎケア」を見直すタイミング。

バリア機能が低下した肌に必要なのは、水分と油分のバランス、そして刺激の最小化。

この2つの条件を満たすシンプルケアで、肌本来の力を取り戻しましょう。

「これくらいで大丈夫かな」と不安になるかもしれません。

でも、肌を休ませる余白をつくることが、実は一番の近道。

冬の肌に、やさしさと余裕を。


*¹ セラミドに着目した敏感肌のスキンケア.2021
https://www.jstage.jst.go.jp/article/koshohin/45/3/45_450302/_pdf/-char/ja(参照 2026-01-08)

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