睡眠美容で、寝るだけスキンケアしませんか?

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「睡眠美容」という言葉を聞いたことはありますか?

睡眠は、人間の根本的な欲求の一つであり、私たちが生活していく上で大切なものだということは、皆さんも実感していると思います。

あまり寝られなかった次の日に、仕事や勉強のパフォーマンスが落ちてしまったという経験は、誰にでもあるのではないでしょうか。

健康に欠かせない睡眠ですが、美容にも大きな影響を与えています。

今回は、睡眠と美容の密接な関係についてお話ししていきます。

睡眠美容とは?

良質の睡眠をとることが、肌にとってスキンケアと同等、またはそれ以上の効果をもたらすと言われています。

その主な理由は、睡眠時に美肌に必要な3種類のホルモンが分泌されるからだと言われています。

成長ホルモン

入眠3時間に分泌され、血管を通り、細胞の修復や再生を促すはたらきがあります。

肌のターンオーバーの促進と深い関係のあるホルモンです。

メラトニン

夜間から睡眠中に多く分泌されます。

メラトニンは強い抗酸化力を持ち、細胞の老化につながる活性酸素などを除去します。

抗酸化効果はビタミンC、E以上といわれています。

エストロゲン

女性ホルモンの一種で、コラーゲンの生成を促し、肌の水分量を保つ働きがあります。

肌のハリや弾力を維持し、シワやたるみを防ぎます。

これらのホルモンは、睡眠中の特定の時間帯に多く分泌されます。

特に、入眠後の3時間は「睡眠のゴールデンタイム」と呼ばれ、成長ホルモンの分泌が最も活発になります。

睡眠美容の方法

一般的に、美容のためには7~8時間の睡眠が理想的と言われています。

しかし、睡眠時間は個人差が大きく、必要な睡眠時間は人によって異なります。

大切なのは、時間だけでなく「睡眠の質」を高めることです。

そのためには、日中の行動がカギとなります。

朝日を浴びる

朝に5〜10分ほどの日光浴をすることで、約16時間後に入眠しやすくなり、体内のタイマーのような機能が働きます。

お昼に近づくにつれて紫外線の量も多くなるので、なるべく午前中に日光を浴びましょう。

日中の運動

ウォーキング等の軽い運動をすることで、メラトニンの材料となるセロトニンが分泌されます。

17〜21時に、就寝の2時間前までに30分ごとに、3分間ほどのスクワットを行うと、特に睡眠に好影響をもたらす、という実験結果もあります*¹。

*¹ BMJ Open Sport & Exercise Medicine.Evening regular activity breaks extend subsequent free-living sleep time in healthy adults: a randomised crossover trial.2024
https://bmjopensem.bmj.com/content/10/3/e001774,(参照 2025-03-21)

昼寝は適度に

就寝前8時間以内に仮眠をとってしまうと、夜間の寝つきが悪くなってしまいます。

12〜15時に、15〜30分程度の昼寝が望ましいです。

良質な睡眠への準備

適切な睡眠時間は年齢等によって異なります。

睡眠時間だけでなく、良質な睡眠に向けての準備が大事といえます。

光の遮断

夜間であっても、外の明かりは意外と気になるものです。

遮光性の高いカーテンをつけることや、アイマスクをつけることで、目に入る光を遮断するのもおすすめです。

寝る前にスマートフォンやパソコンの画面を見ると、ブルーライトによりメラトニンの分泌が止められてしまいます。

就寝2時間前には、インターネット等を控えましょう。

入浴は就寝1~2時間までに

入浴により体内温度を一度上げてから、就寝時に下げていくことで、睡眠を深める効果があります。

38〜40℃のぬるめのお湯に10〜20分、ゆったり浸かるのがおすすめです。

就寝に適したパジャマを着る

私たちは一晩でコップ2杯ほどの汗をかくと言われています。

パジャマは吸水性・通気性に優れたものがよいでしょう。

人は一晩に20〜30回寝返りをうつといわれています。

うまく寝返りがうてないと眠りが浅くなってしまいます。

綿やシルクなどの、寝返りをうちやすい素材もおすすめです。

まとめ

睡眠は、無料でこころもお肌も健康にできる最良の手段です。

利用しないのはもったいないですよね。

しかし、睡眠にはリラックスが肝心。

一度にすべて実践しようとせずに、少しずつ試してみて、自分に合った方法を取り入れていくのが良いと思います。

皆さんも、よりよい睡眠で健康的な美を目指しませんか?



記事の監修

根本 澪(ねもと みお)

専門分野:スキンケア、カウンセリング、エステティック

クリックしてプロフィールを表示

・美容専門学校エステ科卒業

美容の基礎となる知識と技術を学び、エステティックの世界への第一歩を踏み出す。


・エステティシャン、セラピスト(18歳~22歳)

大手エステサロン、個人経営のエステサロン、ブランドスパにて実務経験を積む。

この時期、幅広い客層に対応し、多様なスキンケアニーズに応える力を養う。


・王道エステインストラクター(22歳~29歳)

大手エステ商材メーカーにてインストラクターとして勤務。

エステティシャンへの技術指導や商品知識の伝達を行い、業界内での経験と知識を深める。


・オールラウンドビューティーエキスパート(29歳~39歳)

株式会社ZIGにて講師、インストラクター、企画、営業、マーケティングといった多岐に渡る業務を担当。

この期間、美容と健康に対する深い理解と多角的なアプローチを駆使し、業界内での革新と成長に貢献。

特に酸素オイルのポテンシャルを深く掘り下げ、その知識を基に消費者への啓蒙、製品開発のサポート、販売戦略の策定に至るまで、業務の幅を広げながら美容概念の一新に努めた。

その結果、真の健康と美を追求する新たな基盤を築き上げ、業界における持続可能な発展に大きく寄与した。


・ライフスキンケアカウンセラー(40歳~現在)

豊富な経験と専門知識を活かし、フリーランスとしてスキンケアカウンセラーとして活動中。

一人ひとりの肌質やライフスタイルに合わせたパーソナライズされたアドバイスを提供し、多くのクライアントから信頼を得る。



・私の歩み

18歳から美容業界でのキャリアをスタートし、多くの方々の美と健康に携わってきました。

自身がアトピー、敏感肌、吹き出物、さらには老化といった肌の悩みを持つことで、試行錯誤を重ねながら、深い理解と対応策を学んできました。

これらの経験やたくさんの方のお肌の情報が今、さまざまなお悩みへのアドバイスやカウンセリングに生かされています。

流行に流されず、一人ひとりの体と肌に真摯に向き合い、自分に合ったライフケアを見つけるお手伝いをしています。

このアプローチは、「美しさは内面から」の信念と密接に結びついており、心と体の両方からのアプローチを重視しています。



・美の信念

スキンケアは、ただのルーティンではなく、自己表現と自己ケアの一形態であると考えています。

自分自身の経験を通じて、真の美しさとは何か、それを追求し続けています。

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