- 春のだるさ・頭痛・やる気の低下が起きる仕組み
- 自律神経の乱れによって体に起こる変化
- 朝の光・深呼吸・ストレッチの「3つのリセット習慣」
- 朝と夜のケアをセットで行う意味
- 春バテと五月病の違い、忙しい朝の優先順位
朝、目覚ましが鳴っても起きられない。
しっかりと眠ったはずなのに、日中も頭がぼんやりして、何をするにも気力が湧かない。
花粉症でも、風邪でもないのに、なんとなくずっと調子が悪い。
その不調、「春バテ」かもしれません。
春バテの正体とは

春バテの原因は、自律神経(体の活動とリラックスを切り替える神経)のバランスが崩れることにあります。
冬の間、体は寒さに対抗するため、活動モードの神経が優位に働いています。
ある研究では、冬の神経活動は夏と比べて約1.6倍に高まることが、健常者60名の測定から報告されています※1。
春になると、体はリラックスモードへ切り替わろうとします。
しかし、朝晩の寒暖差や新生活による環境変化、花粉などの刺激が重なり、この切り替えに大きな負荷がかかります。
その結果として現れるのが、だるさ・頭痛・不眠・イライラといった春特有の不調です。
「朝の5分」が1日を変える?

自律神経は、朝に活動モードへのスイッチが正しく入ることで、1日のリズムが整います。
そのスイッチとなるのが「光・深呼吸・ストレッチ」の3つです。
起床後わずか、5分。それだけで、1日のリズムは大きく変わります。
① 朝の光を浴びる(1分)
起きたらまずカーテンを開け、窓際に立つ。それだけで十分です。
目から入る光は体内時計をリセットし、気分を安定させる神経伝達物質(セロトニン)の分泌を促します。
日光を浴びた時間とセロトニン産生量が直接比例することは、101名を対象にした調査も裏づけています※2。
曇りの日でも屋外は室内の数倍の明るさがあるので、窓越しでも十分な効果が期待できます。
② 深呼吸でリラックスモードを引き出す(2分)
光を浴びながら、その場で深呼吸をします。
深くゆったりした深呼吸は、たった1回でも体のリラックスモードを活性化し、不安感が和らぐことがわかっています※3。
ポイントは、吐く時間を吸う時間より長めにとること。
吐く動作が、リラックスへのスイッチになります。
目安のリズムは、1回の呼吸に約10秒(1分間に5〜6回のペース)。
- 鼻から4秒かけて、ゆっくり吸う
- 口から6秒かけて、ゆっくり吐く
このリズムで6回(約1分)× 2セットを行います。
③ 肩・首まわりをほぐす(2分)
最後に、体を軽く動かします。本当に軽くて大丈夫。
肩・首・背中まわりをほぐすだけで、自律神経は穏やかに整い始めます。
ストレッチを習慣にすることで、活動モードの神経が落ち着き、リラックスモードが優位になることが、閉経後の女性を対象にした研究で報告されています※4。
続けるほど効果が安定するため、まず2分程度から始めてみてください。
おすすめメニュー:
- 首回し:ゆっくり左右に、5回ずつ
- 肩の上下:肩を耳に近づけて、3秒キープ→脱力。5回
- 胸を開く:両手を後ろで組み、肩甲骨を寄せながら胸を開く。15秒×2
- 体側伸ばし:片腕を上げて反対側へ倒す。左右15秒ずつ
- 前屈:力を抜いてだらりと前に垂れる。15秒
ストレッチの際に、肩や首まわりに酸素オイルをなじませてからほぐすと、こわばりがよりスムーズにゆるみます。
春バテで滞りがちな血行をサポートし、肩や首のこわばりをやわらげるケアに活用されているのが、酸素オイル「O2クラフト」です。
O2クラフト
ドイツ独自の技術により、有機アボカドオイルに酸素を結合。さらっとした使い心地で、全身にご使用いいただけます。天然ローズマリー精油の清々しい香りが、朝のスイッチをやさしく後押しします。
【O2クラフト・朝のケア手順】
① 2〜3プッシュを手のひらにとる
② 鎖骨→肩→首筋→腕へ、円を描くようになじませる
③ そのままストレッチへ移行
夜は「オフにする」ケアで朝の効果が安定する

朝のルーティンで自律神経をリセットしたら、夜は「オフ」に切り替えるケアを。セットで行うことで効果が安定します。
肌にやさしく触れる保湿の時間が、体にリラックスの信号を送ります。
春バテで自律神経が乱れているときは、肌のバリア機能も低下しやすい状態です。
夜のボディケアには、保湿力と香りによるリラックス効果を両立したアイテムを選ぶことが、より安定したコンディションにつながります。
夜の全身保湿には「ハーバルボディミルク」がおすすめ
朝はO2クラフトで血行と筋肉のこわばりをサポートし、夜はボディミルクで肌と神経をやさしく整える。この2ステップが、春の自律神経リズムを安定させるカギです。
高濃度酸素オイルとカレンデュラを配合した全身用ミルクは、軽やかなテクスチャーでベタつかず、入浴後すぐに使用可能です。
ラベンダーやゼラニウムなどの穏やかなハーブの香りが、心地よい眠りへの準備をやさしくサポートします。入浴後3分以内に使用すると保湿効果が高まります。
まとめ:春バテは「朝の5分」から変えられる
春バテの正体は、季節の変化による自律神経の切り替え不全です。
だるさや重さ、やる気の低下を感じた時こそ、必要なのは特別なことではありません。
- カーテンを開けて、光を浴びる(1分)
- ゆっくり深呼吸を整える12回(2分)
- 肩と首をほぐすストレッチ(2分)
この「朝の5分」が、自律神経の土台を作り、1日のコンディションを左右します。まず明日の朝から、1つだけでも取り入れてみてください。
よくある質問
Q1:春バテと五月病は同じものですか?
似ていますが、少し異なります。春バテは主に3〜4月の寒暖差や環境変化による自律神経の乱れが原因のだるさ・不調です。五月病はGW明けに強く現れる気分の落ち込みや意欲の低下で、新しい環境への適応疲れという心理的な要因が大きいとされています。どちらも自律神経の乱れがベースにあるため、朝のルーティンはどちらにも役立てていただけます。
Q2:朝の時間がない場合、どれを優先すればいいですか?
1つだけ選ぶなら「光を浴びる」ことです。カーテンを開けて窓際に立つだけなら30秒でできます。体内時計のリセットと気分を安定させる物質(セロトニン)の産生サポートが、最も少ない手間で期待できる習慣です。
Q3:「O2クラフト」は朝と夜、どちらに使うのがいいですか?
どちらでもお使いいただけますが、春バテ対策としては朝のストレッチ時がおすすめです。ローズマリーの香りには気分をすっきりさせる働きがあり、朝のスイッチを入れる助けになります。夜はリラックスを優先して、ハーバルボディミルクでの全身保湿がおすすめです。
参照元
※1 Cui J, Muller MD, Blaha C, Kunselman AR, Sinoway LI. “Seasonal variation in muscle sympathetic nerve activity.” Physiological Reports. 2015 Aug;3(8):e12492. PMID: 26265752
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/26265752/(参照 2026-04-02)
※2 Lambert GW, Reid C, Kaye DM, Jennings GL, Esler MD. “Effect of sunlight and season on serotonin turnover in the brain.” The Lancet. 2002 Dec 7;360(9348):1840-2. PMID: 12480364
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/12480364/(参照 2026-04-02)
※3 Magnon V, Dutheil F, Vallet GT. “Benefits from one session of deep and slow breathing on vagal tone and anxiety in young and older adults.” Scientific Reports. 2021 Sep 29;11(1):19267. PMID: 34588511
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34588511/(参照 2026-04-02)
※4 Wong A, Sanchez-Gonzalez M, Kalfon R, Alvarez-Alvarado S, Figueroa A. “The Effects of Stretching Training on Cardiac Autonomic Function in Obese Postmenopausal Women.” Alternative Therapies in Health and Medicine. 2017 Mar;23(2):20-26. PMID: 28323625
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/28323625/(参照 2026-04-02)