「雨が降ると頭が痛い…」それ、気のせいじゃありません。“耳”が原因だったかも。
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美容家・根本 澪（ねもと みお）
美容業界歴26年。エステ・スパセラピスト、スキンケアメーカーのインストラクターを経て、現在はオンライン講座や商品開発、コンサルティング、セミナー講師として活動中。
アトピーや敏感肌の自身の経験と、延べ6,000人以上のカウンセリングから、肌・体・心を整える美容メソッドを構築。
「自分らしく歳を重ねる美しさ」をテーマに、一人ひとりに寄り添うサポートを行っている。
雨の日や台風が近づくと、頭が重い・体がだるい・肩がこる―
そんな不調を感じることはありませんか？
それは、気のせいではなく「天気痛」と呼ばれる体のサインかもしれません。
最近の研究では、その原因が耳の奥（内耳）のセンサーにあることが分かってきました。*¹
つまり、耳まわりの血の巡りを整えることで、天気痛を軽くする可能性があるのです。
今回は、天気痛が起こるメカニズム 耳まわりを整える簡単ケア方法 毎日の生活でできる予防習慣について分かりやすく解説します。
「天気に左右されない体づくり」をはじめてみましょう。
天気痛とは？
天気痛は、気圧や湿度、温度の変化といった「天気」に体が反応して起こる不調の総称です。
代表的な症状としては、「頭が重い・痛む」「体がだるい」「めまいがする」「関節や古傷が痛む」といったものから、「気分の落ち込み」「吐き気」まで、人によって様々です。*²
ある調査では、天気痛を持つ人の9割が「仕事や勉強の効率が低下した」と感じるなど、日常生活にも大きな影響を与えています。*³
特に、天気痛を感じる人の6割以上は女性であるとも言われています。*³
これは、40代の女性に多いホルモンバランスの変化が、体のバランスを整える自律神経の乱れに影響を与えやすいためと考えられています。*²
天気痛の原因は耳の奥？
天気痛の原因は、気圧の変化を耳が感じ取り、自律神経が乱れることにあります。
内耳が気圧の変化に敏感に反応すると、脳に刺激が伝わり、交感神経が活発になります。*²
その結果、血の巡りが悪くなり、筋肉がこわばって頭や肩の痛みにつながります。
このとき体は、気圧の変化に「緊張モード」で対応している状態。
そのため、頭痛だけでなく、気分の落ち込みやだるさを感じることもあります。
改善のカギは耳まわりの血流ケア
内耳が過敏になる原因のひとつは、耳まわりの血の巡りが悪くなることです。*²
血の流れが滞ると、内耳がむくみやすくなり、気圧の変化に過剰に反応してしまいます。
そこで有効なのが、耳を温めるケアです。
おすすめは、簡単にできる「くるくる耳マッサージ」。
親指と人差し指で耳を軽くつまみ、上・下・横に5秒ずつ引っぱり、後ろ方向にゆっくり回します。
耳の後ろを温めながら行うと、さらに血の巡りが良くなり、心もゆるみます。
お風呂あがりや寝る前の習慣にすると、気圧の変化にも強い体づくりにつながります。
毎日の習慣で整える天気痛ケア
天気痛をやわらげるには、毎日の暮らしの中で体を整えることも大切です。
- 朝の光を浴びて体内時計をリセット
- 朝食をしっかりとって体温を上げる
- 軽い運動で血の巡りを良くする
- 夜はぬるめのお湯にゆっくり浸かる
- 規則正しい睡眠でリズムを整える
さらに、ビタミンB群・マグネシウム・鉄分を意識してとることで、自律神経の働きを助けます。*²
また、「どんな天気の日に不調が出やすいか」を知るために、天気と体調を一緒に記録してみましょう。
自分のリズムが見えてくると、予防がぐっとしやすくなります。
O2クラフトでできる“耳まわりの温熱ケア”
天気痛ケアの新しい味方としておすすめなのが、O2クラフト（高濃度酸素オイル）。
有機アボカドオイルに酸素を結合させた特別なオイルで、血の巡りを促し、筋肉のこわばりや疲れをやさしくほぐすサポートをしてくれます。
1〜2プッシュを手に取り、耳の後ろや首筋にゆっくりなじませるだけ。
酸素が肌の奥まで届き、じんわり温まるように血の流れを整えます。
ローズマリーの香りがすっと広がり、心まで軽く なる心地よさ。
薬に頼らず、日常の中で続けられるやさしいケア。
気圧の変化を感じたら、O2クラフトで耳まわりを温める時間をつくってみてください。
O2クラフト（ローズマリー油配合）
スッとしたローズマリーの心地よい香りで、リフレッシュしながらケアしたい方に。
O2クラフト ピュア（無香料）
香りが苦手な方や、よりシンプルなお手入れをお求めの方に。
ローズマリー油を配合していない無香料タイプです。
耳から整えて天気に負けない体へ
今回は、頭痛やだるさといった「天気痛」が、気圧の変化を感じ取る「耳の奥（内耳）」の敏感さや、自律神経の乱れから来ていることを解説しました。
そして、その対策として「くるくる耳マッサージ」で耳まわりの血流をケアすること、さらに規則正しい生活で自律神経を整えることの大切さをお伝えしました。
天気痛は、体質ではなく整え方で変えられるもの。
耳の血の巡りを整え、自律神経を安定させることで、雨の日も穏やかに過ごせます。
こうした小さなケアを続けることが、揺らぎにくい体と心をつくります。
