ガサガサかかと、もう悩まない！仕組みから変えるつるつる足裏ケア
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美容家・根本 澪（ねもと みお）
美容業界歴26年。エステ・スパセラピスト、スキンケアメーカーのインストラクターを経て、現在はオンライン講座や商品開発、コンサルティング、セミナー講師として活動中。
アトピーや敏感肌の自身の経験と、延べ6,000人以上のカウンセリングから、肌・体・心を整える美容メソッドを構築。
「自分らしく歳を重ねる美しさ」をテーマに、一人ひとりに寄り添うサポートを行っている。
かかとや足裏のひび割れやガサガサ、保湿してもなかなか良くならないと感じる方は多いですよね。
実のところ、ひび割れやガサガサは乾燥だけでなく皮膚の構造や生活習慣、全身の巡りが深く関わっています。
かかとの状態は「体からのサイン」。
根本的な原因を知ることで、毎日のケアが変わります。
足裏・かかとの皮膚は“特別”なつくり
かかとや足裏は、
- 皮脂腺がほとんどなく油分で保護できない
- 角質層が分厚く、ガラス質（透明層）を持つ特殊な構造
- 身体の中で最も刺激や圧力を受けやすい場所
そのため、本来は丈夫で水分保持力の高い構造なのですが、強い摩擦や圧力・乾燥・ターンオーバーの乱れがあると、一気にガサガサ・ひび割れの原因となります。
「角質ケアしたい」と思う時、皮膚に異常が起きているサイン
本来、かかとの角質は不要なものが自然に剥がれ落ちる仕組み（ターンオーバー）で保たれています。
ですが、強い刺激や不適切な靴、乾燥、血行不良などでターンオーバーが乱れると、「角質を削りたい」と感じるほど厚くなってしまいます。
角質が厚くなりすぎる原因例
- 合わない靴、ヒール・硬い床での歩行、立ち仕事
- 冷えや血行不良、長時間同じ姿勢
- 乾燥、頻繁な摩擦、刺激
- 栄養バランスの乱れ・水分不足
角質ケアを繰り返したくなる場合は、根本的な生活習慣や保湿・巡りのケアを見直すことが大切です。
角質ケアの注意点と本当のゴール
【注意！】
やみくもな角質ケア（ゴシゴシ削る、毎日のように強くこするなど）は皮膚を守るためにさらに角質が厚くなる「逆効果」を招くことも。
削りすぎ・無理なケアは、かえってひび割れや炎症の原因になります。
理想の状態
「削らないとガサガサ」の状態は異常です。
やさしい保湿だけでつるつるをキープできる足裏が目標です。
そのためにはターンオーバーが整っていることが不可欠です。
血行不良と“末端”ケアの重要性
かかとは体の末端であり、心臓から最も遠い場所。
血行不良になると、栄養や酸素・水分が十分に行き届かなくなり、乾燥やひび割れのリスクが増します。
足元の冷えやむくみ対策、マッサージやストレッチも効果的です。
また、東洋医学では足裏のツボ刺激が全身の巡りにも良い影響を与えるとされています。
生活習慣と“かかと”の深い関係—内側からのケアも大切—
皮膚は「内臓の鏡」とも言われるほど、生活習慣が強く反映されます。
バランスの良い食事
タンパク質・ビタミンA・E・C、亜鉛など皮膚の再生に必要な栄養素をしっかり摂りましょう。
水分もしっかり補給し、全身の巡りをサポートすることも重要です。
適度な運動や足先ストレッチ
血流が良くなるとターンオーバーが整い、乾燥やひび割れの予防に。
睡眠
皮膚の新陳代謝（ターンオーバー）は睡眠中に活発になるため、しっかり休息を。
今日からできる！つるつるかかとの日常ケア
お風呂上がりの保湿
皮膚が柔らかくなっているタイミングで、クリームやボディミルクをたっぷり塗布。
【POINT】
ハーバルボディミルクがかかとケアにはおすすめ！
酸素オイルと植物成分が角質層まで浸透し、角質ケアを繰り返さなくても柔らかいかかとが持続しやすくなります。
やさしい角質ケア
削りすぎないことが大前提。週1〜2回程度、やさしくケア。
それでも角質がすぐ厚くなる場合は生活習慣や血行不良を見直しましょう。
足元の冷え対策＆靴選び
足湯、レッグウォーマー、クッション性のある靴選びで刺激や冷えから守ります。
ハーバルボディミルクで、足裏から“根本ケア”を
ハーバルボディミルクは、保湿・保護・引き締め・癒しの効果を叶える多機能ボディケア。
酸素入りアボカドオイルとカレンデュラエキスやその他天然ハーブ成分が、乾燥したかかとや足裏にしっかり潤いを届けます。
ターンオーバーを整え、角質ケアに頼らなくても“なめらかで柔らかい足元”へ
全身の巡りも意識したケアで、足裏から健やかな毎日をはじめましょう。
まずは1週間、夜のお風呂上がりにハーバルボディミルクでケアを試してみてください。
【参考文献・資料】
日本看護技術学会誌 .部分温浴がもたらす皮膚保湿効果
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsnas/9/3/9_45/_article/-char/ja/,（参照 2025-08-31）
佐野仁美 .創傷治癒と酸素環境 : 創傷酸素分圧可変モデルの開発と応用
https://repository.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/records/7021,（参照 2025-08-31）
