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美容家・根本 澪(ねもと みお)
美容業界歴26年。エステ・スパセラピスト、スキンケアメーカーのインストラクターを経て、現在はオンライン講座や商品開発、コンサルティング、セミナー講師として活動中。
アトピーや敏感肌の自身の経験と、延べ6,000人以上のカウンセリングから、肌・体・心を整える美容メソッドを構築。
「自分らしく歳を重ねる美しさ」をテーマに、一人ひとりに寄り添うサポートを行っている。
春の疲れが抜けきらないまま、 紫外線や気温はぐっと上がってくる5月。
体も肌も、なんだか追いつかない。
特に年齢を重ねた私たちにとって、 この季節は“バランスを崩しやすい時期”。
昔のように無理が効かない、 でも、だからこそ「自分を整える」ことの価値が増していきます。

なぜ「ご自愛ケア」が今、必要なのか?
疲れやすくなった、肌が乾きやすい、気分の浮き沈みがある・・・。
それは“衰え”ではなく、“ケアの仕方が変わる時期”に入ったというサイン。
「ちゃんとケアしてるつもりなのに、何かが足りない」 そんなときこそ、必要なのが“自分に触れる時間”。
ご自愛ケアは、体にとっては「めぐり」や「うるおい」を届ける行為であり、 心にとっては「私は大切にされている」という実感をくれる行為でもあります。
暮らしに馴染む「ご自愛ケア」習慣を提案
ケアの時間が取れないー
そんな方にこそ、届けたいのが“たった1分”のケア習慣です。
朝・昼・夜、それぞれに取り入れやすいマッサージをまとめました。
- 朝の1分ケア
- 昼の1分ケア
- 夜の1分ケア
首筋をほぐして、呼吸を深くする準備を。
ハンドケアで手と心へ潤いを。
脚や足裏を撫でて、1日の重だるさをリセット。
手をかけた分だけ、自分に還ってくる安心感。
それが、夏の気だるさや、忙しさに追われる毎日さえも、少しずつ軽やかに変えてくれます。


清潔感を纏うということ
ハーバルシリーズが大切にしている「ウェルエイジング」は、 “年齢を受け入れながら、自然体で自分を大切にする”生き方。
肌の美しさは、触れる習慣から育まれます。
そして、その丁寧さが“清潔感”や“雰囲気”となって、纏うようにあらわれる。
外見を整えるだけでなく、心ごと整えてくれるご自愛ケア。
それが、年齢を重ねるほどに魅力を深める女性の秘訣だと思うのです。
今月のLINE限定特典:「今の私にちょうどいい整え方」PDF
忙しい毎日でも、ほんの1分、自分にやさしく触れるだけで、体も心も少しずつ整っていく。
そんな“ご自愛の実践”に、科学的な根拠があることをご存じですか?
たとえば、神戸大学の研究では、自分の体にやさしく触れることで、リラックスをもたらすα波が脳内に増加し、 他者からのタッチよりも高いリラックス効果があると報告されています。*¹
また、スキンケア中に肌に意識を向けることで、副交感神経が優位になり、 呼吸や心拍、血圧が安定するという調査結果もあります。*²
このPDFでは、そんな科学的な裏づけとともに、暮らしに取り入れやすい1分マッサージを朝・昼・夜別に紹介しています。
“丁寧に暮らしたい”という気持ちはあるけれど、なかなか行動に移せない方へ。
ご自愛を無理なく、でも確かに始めるための一歩として、ぜひお役立てください。
この5月、静かに整えるケアを通して、 夏に向かう日々を心地よく過ごしていきませんか?
*¹ 神戸大学大学院システム情報学研究科.毎日のスキンケア動作習慣が心拍自律神経活動や皮膚状態に影響する可能性を確認.2020-09-14
https://www.kobe-u.ac.jp/ja/news/article/2020_09_14_01/,(参照 2025-05-01)
*² 桜美林大学.マインドフルネス・セルフ・ボディタッチの効果の検討 -ボディ・スキャンとマインドフルネス・セルフ・ボディタッチを比較して-.2020-01
https://www.obirin.ac.jp/academics/postgraduate/psychology/course_health/papers_masters/r11i8i000002xjsl-att/218J4058.pdf,(参照 2025-05-01)
