- 梅雨に頭皮がベタつきやすくなる理由
- 頭皮の不調が体のだるさにつながる仕組み
- 強い洗浄がベタつきを長引かせる理由
- 今夜から始められる、3分の頭皮リセット手順
前髪がぺったんこになる。
午後にはもう、頭皮のベタつきやニオイが気になる。
梅雨どきの頭皮は、一年の中でも特に揺らぎやすい部位です。
さらに、頭が重い。首や肩がこる。体までどんより重い。
もし、頭皮の不快感と、体の重さを同時に感じているなら、
一度、頭皮ケアを見直してみてもよいかもしれません。
頭皮の状態と体のコンディションには、確かなつながりがあります。
梅雨に頭皮がベタつきやすいのは、なぜか

梅雨どきの頭皮には、大きく2つのことが起きています。
① 皮脂と水分のバランスが同時に乱れる
湿度が上がると、皮脂の分泌が増えやすくなります。一方で、皮脂膜の質が崩れ、水分も逃げやすくなることが報告されています。※1
「ベタつくのに、頭皮はかさついている」
という状態が梅雨に起きやすいのは、このためです。
② 頭皮の常在菌のバランスが崩れる
頭皮には、複数の菌が共存しています。
湿度と皮脂が増えると特定の菌が優位になりやすく、フケ・かゆみ・においが出やすくなることが報告されています。※2
頭皮のコリが、なぜ体の重さにつながるのか
頭皮は、首や肩の筋肉とひと繋がりになっています。
頭皮のコリは、血流が落ちて頭の重さや目の疲れ、肩のこわばりが同時に起こりやすくなります。
特に、梅雨どきは気圧の変動と、体を動かす時間の減少が重なり、首肩が硬くなりやすい時期。
そんな時は、頭皮をほぐすなどのセルフケアが、有効とされています
指の腹で頭皮をやさしく動かす習慣は、頭皮環境を整えながら、頭の重だるさをやわらげるケアとして知られています。※3
あなたの頭皮はどの状態?
次の項目を確認してみてください。
- シャンプー翌日の午後には、もう頭皮が気になる
- ベタつきが気になる日は、シャンプーを2度洗いする
- 洗浄力が強めのシャンプーを選ぶようにしている
1つでも当てはまる方は、ケアを見直すタイミングかもしれません。
強い洗浄成分は皮脂だけでなく、頭皮のバリアまで取り去ってしまうことがあります。※4
バリアを失った頭皮は防衛反応として皮脂を増やすため、洗ったそばからまたベタつく状態につながりやすくなります。
梅雨のケアは、「取る」より「整える」発想が合っています。
優しく整えながら洗う、クリームシャンプーという選択

頭皮のバランスを整えるには、洗い方の発想そのものを変えることが近道になります。
- 強い泡で取り去るのではなく、やさしく汚れを浮かせること
- 頭皮をほぐしながら洗える使用感であること
この2つが、梅雨の頭皮ケアに求められることです。
その発想で作られたのが、ハーバルクリームシャンプーです。
ハーバルクリームシャンプー
酸素を含むオイルと、頭皮をやさしく鎮静するカレンデュラを配合した、泡立たないクリームタイプです。
乳液状のテクスチャーが頭皮と髪を包み込み、指の腹でなじませるだけでほぐれていきます。
シャンプー・トリートメント・スカルプケアを1本で完結するため、毎日のバスタイムをシンプルに整えられます。
頭皮のケアを変えるなら、今夜がちょうどいいタイミングです。
【3分頭皮リセット法】ハーバルクリームシャンプーの使い方
1. 予洗い(1分)
ぬるま湯(38℃前後)で頭皮と髪をしっかり濡らす。これだけでかなりの汚れが落ちる
2. クリームをなじませる
500円玉大を手に取り、頭皮全体に置くように広げる
3. 指の腹で動かす
生え際→頭頂→後頭部の順に、円を描くようにやさしくほぐす。湯船に浸かりながら行うと、体全体の血流も整いやすい
4. 3分置いてから流す
ぬるま湯で丁寧にすすぐ。トリートメントは不要で仕上がる
毎晩、この手順を続けるだけで、翌朝の根元の状態や、夕方のベタつきの変化を感じやすくなります。
よくあるご質問
Q1:泡立たないシャンプーで、ちゃんと洗えているか不安です。
クリームシャンプーは乳液状のテクスチャーが頭皮と髪を包み込み、皮脂や汚れを浮かせて落とします。
3分置いてから流すと、しっとりとした洗い上がりを実感しやすいです。
Q2:オイリー傾向の頭皮でも使えますか。
皮脂が多めの方こそ、強い洗浄で取りすぎないクリームタイプが、皮脂のリバウンドを抑えやすいケースが多いです。
気になる日は予洗いを少し丁寧にしてから使ってみてください。
まとめ
梅雨どきの頭皮のベタつきは、皮脂が多すぎるのではなく、バランスが崩れているサインです。
洗いすぎると、肌はバランスを取り戻そうとして働きます。
やさしく整えるケアに切り替えるだけで、頭の重さや体のだるさも、少しずつ変わっていきます。
バスタイムに、3分だけ自分の頭皮に向き合ってみてください。
参照元
※1 Nam GW, et al.「The seasonal variation in skin hydration, sebum, scaliness, brightness and elasticity in Korean females.」Skin Res Technol(2015)PMID: 24528115
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/24528115/(参照 2026-05-25)
※2 Lin Q, et al.「Malassezia and Staphylococcus dominate scalp microbiome for seborrheic dermatitis.」Bioprocess Biosyst Eng(2021)PMID: 32219537
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/32219537/(参照 2026-05-25)
※3 Koyama T, et al.「Standardized Scalp Massage Results in Increased Hair Thickness by Inducing Stretching Forces to Dermal Papilla Cells in the Subcutaneous Tissue.」Eplasty(2016)PMID: 26904154
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/26904154/(参照 2026-05-25)
※4 Cornwell PA.「A review of shampoo surfactant technology: consumer benefits, raw materials and recent developments.」Int J Cosmet Sci(2018)PMID: 29095493
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/29095493/(参照 2026-05-25)