乾燥、花粉に負けない!ゆらぎ肌の原因と対策

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季節の変わり目になると、

「化粧のりが悪いかも・・・」
「肌の赤みが気になる・・・」
と、肌の変化に悩まれる方も多いのではないでしょうか。

今回は、気温や湿度の変化によって起こりやすい、肌のお悩みを「ゆらぎ肌」と称してその原因と、今すぐできる対策について解説します。

ゆらぎ肌とは

ゆらぎ肌とは、肌が本来持っているバリア機能が一時的に低下し、肌が敏感になっている状態を指します。

肌のごわつきや、化粧のりの悪さ、赤み、ひりつきなどの肌トラブルとして表面化します。

肌がゆらぐ原因

季節の変わり目

気温や湿度の変化は、肌のバリア機能を低下させる原因の一つです。

特に冬から春にかけては、気温が上昇し、空気中の湿度が下がることで肌が乾燥しやすくなり、肌にとっては最も過酷な時期といえます。

さらに、その他の季節の変わり目も、肌への影響に注意が必要です。

夏から秋にかけては、夏の強い紫外線や汗によってダメージを受けた肌は、バリア機能が低下し、乾燥や肌荒れを起こしやすくなります。

また、気温の低下に伴い、皮脂の分泌量が減少し、肌の水分が蒸発しやすくなります。

秋から冬にかけては、気温と湿度が急激に低下し、肌の乾燥がさらに進みます。

暖房の使用により、室内はさらに乾燥し、肌の水分が奪われやすくなります。

又、気温の低下により、血行が悪くなり、肌のターンオーバーが乱れやすくなります。

紫外線

紫外線を多く浴びてしまうと、肌表面が乾燥し、ゆらぎ肌の原因となることがあります。

夏場ではなくても、紫外線は1年中降り注いでいます。

肌表面の炎症の原因となりやすいUV-Bの紫外線量は、春と夏では、ほとんど同じ量が降り注ぐことが多いです*¹。

*¹ 気象庁.日積算UV-B量の月平均値の数値データ表
https://www.data.jma.go.jp/env/uvhp/uvb_monthave_tsu.html,(参照 2025-03-28)

花粉

花粉は、くしゃみなどのアレルギー症状だけでなく、肌にも大きな影響を与えます。

花粉の付着で、肌荒れを引き起こすこともあれば、目の痒みにより目の周りの皮膚を擦る等で、直接肌を傷つけてしまうこともあります。

ホルモンバランス

女性は、出産や月経、更年期等でホルモンバランスが変化し、肌の皮脂バランスが変化しやすくなります。

月経前は女性ホルモンのうち、肌のうるおいやハリを与えるホルモンの「エストロゲン」が減少し、皮脂の分泌を促すホルモンの「プロゲステロン」が増加し、肌荒れや吹き出物が出やすくなります。

月経中はエストロゲンとプロゲステロンともに減少するため、肌が乾燥し荒れやすくなります。

エストロゲンは月経後に上昇しますが、加齢と共に減少し、閉経を迎える50歳前後を境に、分泌量は大幅に低下します*²。

*² 日産婦誌60巻 9号
https://fa.kyorin.co.jp/jsog/readPDF.php?file=to63/60/9/KJ00005041837.pdf,(参照 2025-03-28)

ストレス

精神的なストレスも肌に影響します。

特に春先や長期休みの後は、環境の変化やイベントが多いため、生活が不規則になり、自律神経のバランスが乱れやすくなります。

交感神経が優位になり緊張状態が続くことで、免疫力が低下し、肌荒れが起こることも多くなります。

今すぐできる!ゆらぎ肌対策

保湿

空気の乾燥に負けない肌をつくるため、保湿力の高い化粧品を使いましょう。

肌の角質層に含まれている天然保湿因子(NMF)やセラミドを守り、補う機能のある化粧品がおすすめです。

低刺激のスキンケアアイテムを使う

肌表面の角質が薄くなっているゆらぎ肌には、なるべく刺激を与えないスキンケアをしましょう。

刺激になりやすい成分である着色料、合成香料、合成界面活性剤、防腐剤のパラベン、アルコールを含まない化粧品がおすすめです。

スキンケア、メイクの際は肌を擦らないように、優しいタッチを心がけましょう。

紫外線、花粉対策

日傘や日焼け止め、紫外線防止効果のあるファンデーションなどで対策しましょう。

最近では、アンチポリューション効果(花粉や大気汚染物質が肌に与える影響を防ぐ効果)のある化粧下地、日焼け止め等が発売されています。

生活習慣を整える

揺らぎに負けない肌をつくるためには、やはり栄養と、栄養が巡りやすい身体づくりが重要です。

食事・運動・睡眠の生活習慣を見直し、日頃からコツコツと、ストレスの溜まりにくい、健康的な肌を作っていきましょう。

ゆらぎ肌対策の鍵「バリア機能」を守るために

季節の変わり目や紫外線、ストレスなど、様々な要因でゆらぎやすい私たちの肌。

そのカギとなるのは、健やかな「バリア機能」です。

バリア機能を守り、すこやかな状態を保つためには、日々の丁寧なスキンケアが欠かせません。

毎日のケアに、メルチェコレクションの「ハーバルボディミルク」を取り入れてみませんか?

高濃度酸素オイルが肌本来の力をサポートし、カレンデュラエキスがデリケートに傾いた肌を優しく整えます。

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心地よいハーブの香りで、リラックスタイムにも。ゆらぎやすい季節の頼れる一本です。

ゆらぎ肌でお悩みの方は、ぜひお試しください。


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記事の監修

根本 澪(ねもと みお)

専門分野:スキンケア、カウンセリング、エステティック

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・美容専門学校エステ科卒業

美容の基礎となる知識と技術を学び、エステティックの世界への第一歩を踏み出す。


・エステティシャン、セラピスト(18歳~22歳)

大手エステサロン、個人経営のエステサロン、ブランドスパにて実務経験を積む。

この時期、幅広い客層に対応し、多様なスキンケアニーズに応える力を養う。


・王道エステインストラクター(22歳~29歳)

大手エステ商材メーカーにてインストラクターとして勤務。

エステティシャンへの技術指導や商品知識の伝達を行い、業界内での経験と知識を深める。


・オールラウンドビューティーエキスパート(29歳~39歳)

株式会社ZIGにて講師、インストラクター、企画、営業、マーケティングといった多岐に渡る業務を担当。

この期間、美容と健康に対する深い理解と多角的なアプローチを駆使し、業界内での革新と成長に貢献。

特に酸素オイルのポテンシャルを深く掘り下げ、その知識を基に消費者への啓蒙、製品開発のサポート、販売戦略の策定に至るまで、業務の幅を広げながら美容概念の一新に努めた。

その結果、真の健康と美を追求する新たな基盤を築き上げ、業界における持続可能な発展に大きく寄与した。


・ライフスキンケアカウンセラー(40歳~現在)

豊富な経験と専門知識を活かし、フリーランスとしてスキンケアカウンセラーとして活動中。

一人ひとりの肌質やライフスタイルに合わせたパーソナライズされたアドバイスを提供し、多くのクライアントから信頼を得る。



・私の歩み

18歳から美容業界でのキャリアをスタートし、多くの方々の美と健康に携わってきました。

自身がアトピー、敏感肌、吹き出物、さらには老化といった肌の悩みを持つことで、試行錯誤を重ねながら、深い理解と対応策を学んできました。

これらの経験やたくさんの方のお肌の情報が今、さまざまなお悩みへのアドバイスやカウンセリングに生かされています。

流行に流されず、一人ひとりの体と肌に真摯に向き合い、自分に合ったライフケアを見つけるお手伝いをしています。

このアプローチは、「美しさは内面から」の信念と密接に結びついており、心と体の両方からのアプローチを重視しています。



・美の信念

スキンケアは、ただのルーティンではなく、自己表現と自己ケアの一形態であると考えています。

自分自身の経験を通じて、真の美しさとは何か、それを追求し続けています。

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