冷房の効いた職場で一日過ごして、夕方になると首も肩もガチガチ。
帰宅してからも夕食の準備や片付け、家族のこと。
ようやくひと息ついたころには、もう寝る時間。
「今日も疲れた…」と、そのままベッドに入っていませんか?
夏の肩こりや首のこわばりには、デスクワークやスマートフォンだけでなく、冷房による冷えも関係している可能性があります。
そこで今回は、冷房で肩や首がつらくなる理由と、職場でできる冷え対策、そして忙しい日でも取り入れやすい寝る前2分の首・肩ケアをご紹介します。
- 冷房で肩こりや首こりを感じやすくなる理由
- 職場ですぐにできる冷房・冷え対策
- お風呂上がり2分でできる首・肩のセルフケア
- オイルを使って心地よくケアを続ける方法
冷房で肩こりが起こりやすいのはなぜ?

冷房による冷えは、首や肩のこわばりにつながる要因のひとつです。
冷たい風が首や肩に当たると、無意識に肩をすくめたり、首を縮めたりしていませんか?
寒さを感じると、体は熱を逃がさないように血管を収縮させます。さらに、肩をすくめるなど体に力が入った状態が続くことで、首や肩がこわばりやすくなります。
つまり、
冷える → 体に力が入る → 首・肩がこわばる
という流れです。
冷たい環境と体の痛みとの関係を調べた研究でも、「職場で寒いと感じること」と体の痛みとの関連が報告されています※1。
「周りは平気そう」でも我慢しなくていい
同じ室温でも、寒さの感じ方は人によって違います。
職場のみんなが平気そうにしていると、「私だけ寒いと言いづらい」と我慢してしまうこともあるでしょう。
でも大切なのは、温度計の数字よりも自分自身がどう感じているか。
「少し寒いな」と感じたら、首元を覆ったり、冷房の風が直接当たらないようにしたり。早めに対策しておきましょう。
職場でできる冷房による肩こり・冷え対策
職場では、自分の都合だけで冷房の温度を変えるのは難しいもの。
そんなときは、「冷やさない」「同じ姿勢を続けない」の2つを意識してみてください。
首・肩に冷房の風を直接当てない
風向きを調整できないか確認し、難しい場合は薄手のカーディガンやストールを。
夏は外が暑いため忘れがちですが、冷房の効いた室内用に一枚用意しておくと便利です。
仕事の合間に肩の力を抜く
パソコンに集中していると、気づかないうちに肩に力が入ります。
1時間に一度くらいを目安に、
肩を上げる → ストンと落とす
これを数回。
仕事を中断して本格的なストレッチをしなくても、コピーを取りに立ったときや、お手洗いへ行ったときなど、日常の動作に組み込んでみてください。
冷房でこわばった首・肩は、お風呂上がりにケア

日中に対策していても、一日の終わりには首や肩が重く感じることがあります。
そんな日は、お風呂上がりに首から肩をやさしくなでるセルフケアを取り入れてみてください。
強くもんだり、痛いところをグイグイ押したりせず、手のひらで首や肩を包みながら、ゆっくりなでる。
それだけでも、自分の体に意識を向ける時間になります。
かかる時間は、2分程度。
夕食を作って、片付けをして、お風呂に入って。そんな一日の最後でも、2分なら始めやすいのではないでしょうか。
お風呂上がり2分。首・肩の簡単セルフケア
オイルやボディクリームを適量手に取り、手のひら全体になじませてから始めます。
1.鎖骨まわりをやさしくなでる
鎖骨の上下を、内側から肩に向かってやさしくなでます。左右5回ずつを目安に。
2.耳の下から鎖骨へ
耳の下から鎖骨に向かって、手のひらでゆっくりとなで下ろします。「気持ちいい」と感じる程度で十分です。
3.首の付け根から肩先へ
反対側の手を肩に置き、首の付け根から肩先へ。手の重さを使うような感覚で、左右をやさしくなでます。
4.最後に深く息を吐く
両手を首の後ろに当てたまま、鼻からゆっくり吸って、口から長く吐きます。これを3回。職場で試した「肩を上げてストンと落とす」を、吐くときに合わせてもいいですね。
疲れている日は、全部やらなくても大丈夫。
首と肩にオイルなどをなじませて、数回やさしくなでるだけでもOKです。
完璧にやることより、無理なく続けられることを大切にしましょう。
首・肩のセルフケアにO2クラフト
毎日のセルフケアは、手間がかからず、使っていて心地よいことも大切です。
そこで首・肩のケアにおすすめしたいのが、全身用マッサージオイルのO2クラフトです。
O2クラフト
O2クラフトは、有機アボカドオイルに高濃度の酸素を組み合わせたオイル。ローズマリーオイルも配合しています。
なめらかに伸びるので、強く力を入れなくても首や肩をやさしくなでることができます。
また、使用後のベタつきが気になりにくいため、お風呂上がりだけでなく、朝や仕事の合間のケアにも取り入れやすいのが特徴です。
ローズマリーの清々しい香りも、一日の終わりのセルフケアに。
塗って、なでる。
複雑な手順を省ける、忙しい毎日にも取り入れやすいケアです。
自分のケアを「あと回し」にしないために
家族の体調にはすぐ気づくのに、自分の疲れには「まだ大丈夫」と言ってしまう。
仕事も家のことも忙しい毎日では、自分のためだけに時間をつくるのは簡単ではありません。
だからこそ、簡単にできることから始める。
お風呂から上がったら、首と肩を2分だけケアする。
「今日も一日終わった」と気持ちを切り替える時間として取り入れてみてください。
毎日できなくても構いません。
冷房に長く当たった日。パソコンに向かい続けた日。体を動かした日。
「今日は首や肩が疲れているな」と感じたときに、自分の体にも少しだけ時間を使う。
一日の終わりに、自分をいたわる2分を。
冷房と肩こりについて、よくある質問
Q1:冷房で肩こりがひどくなることはありますか?
冷房による冷えは、首や肩のこわばりにつながる要因のひとつです。寒さを感じると、無意識に肩をすくめたり体に力が入ったりします。冷房の風が直接首や肩に当たっている場合は、風向きを変えたり、ストールなどで首元を覆ったりしてみましょう。あわせて、仕事の合間に肩を上げ下げして、同じ姿勢を長時間続けないことも大切です。
Q2:首や肩は強くマッサージした方がいいですか?
強く押す必要はありません。痛みを我慢してもむのではなく、手のひらの温かさを伝えるように、心地よい強さでやさしくなでましょう。強い痛みやしびれ、症状が長く続く場合は、セルフケアだけで対処せず医療機関へ相談してください。
Q3:O2クラフトは朝や仕事前にも使えますか?
朝や日中のセルフケアにもお使いいただけます。首や肩に少量をなじませ、やさしくなでる程度でOKです。冷房の効いた室内で長時間過ごす日は、羽織りものなどの冷え対策と組み合わせてみてください。
まとめ|冷房で肩がつらい日は、寝る前に2分だけ
夏の肩こりは、デスクワークや疲労だけでなく、冷房による冷えも要因のひとつとして考えられます。
日中は冷房の風を直接受けないようにし、同じ姿勢を長く続けないこと。そして一日の終わりには、お風呂上がりに首と肩をやさしくなでる。
大切なのは、特別なケアを頑張ることではなく、忙しい毎日の中でも無理なく続けられる方法を見つけることです。
今夜から、一日の終わりの2分を自分のために使ってみませんか。
参照元
※1 Farbu EH, et al. Working in a cold environment, feeling cold at work and chronic pain: a cross-sectional analysis of the Tromsø Study. BMJ Open. 2019.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/31719082/