- 「ほてっているのに乾く」が起きる仕組み
- ほてりの症状が長く続く可能性がある理由
- 自律神経を鎮めるハンドプレスのやり方
- 弱ったバリア(肌を守る力)を育て直す3つの条件
顔だけカーッと熱くなる。でも、頬はカサついている。
「暑いから肌の水分が蒸発しているの?どういうこと?」
そんな感覚に、戸惑ったことはありませんか。
それは「冷えのぼせ」と呼ばれる症状かもしれません。
本来、体温が高いと血流も良くなり肌も潤うはずですが、更年期と春の体の変化が重なると、起きやすい不調です。
わかりにくい更年期の肌不調も、原因を知ることで、ケアの方向性が見えてきます。
ほてりは「少数派の悩み」ではない

「ほてりに悩む人は、実は少ないのでは?」
そう思う方もいるかもしれません。
けれど実際には、
閉経前後の女性の10人中8人が、顔がほてる「ホットフラッシュ」を経験すると言われています。
しかも、この症状は短期間で終わるとは限りません。
続く期間の中央値は7.4年との報告もあります。※¹
早い時期に症状が出始めた方では、10年以上続くケースもあります。
だからこそ、せめて肌の不快感は少しでも軽くしたい。
無理のない簡単なケアを日々取り入れることが、肌にも心にもやさしい対策になります。
「ほてっているのに乾く」その理由

更年期になると、肌の健康にも深く関わる女性ホルモン(エストロゲン)が減少します。
この変化によって、肌には大きく3つの変化が起きます。
①コラーゲンが減る
肌のハリを支えるたんぱく質(コラーゲン)は、閉経後、毎年1〜2%ずつ減少するとされ、10年で最大2割近く失われるともいわれています。※²
②皮脂が減る
肌表面を守る天然のうるおいである皮脂が減り、乾燥しやすくなります。
③セラミドが不足する
肌細胞のすき間を満たし、外部刺激から守る「壁」のような役割をもつセラミドも不足しやすくなります。
この3つが重なることで、肌を守る力、つまりバリア機能が低下します。
そこにほてりが重なります。
カーッと熱くなるとき、皮膚の血管が広がり、汗が出ます。
↓
そして熱が引いていく過程で、水分も一緒に奪われていきます。
バリア機能が弱った肌で、「ほてり→発汗→冷え」を繰り返すたびに、乾燥はさらに進んでく。
これが「熱いのに肌はカサカサする」の正体です。
春は、さらに自律神経が乱れやすい

朝晩の気温差が大きい春は、体温を調節する仕組み(自律神経)が疲れやすい季節です。
更年期の女性は、ホルモンの変化によって、もともと自律神経が乱れやすい状態にあります。
そこへ春の気温差が重なることで、ほてりの頻度や強さが増すことがあります。
「今年の春はいつもよりつらい」そう感じるのは、こんな背景があるからかもしれません。
①鎮める:ハンドプレスで体の緊張をゆるめる
スキンケアの最後に、両手で顔を包み込む「ハンドプレス」を取り入れてみてください。
自分の手で肌に触れるだけで、緊張時に分泌されるホルモン(コルチゾール)が下がることが、比較実験でも確認されています。※³
ハンドプレスは、美容成分をなじませるだけでなく、体の緊張をほどき、自律神経を落ち着かせる時間にもなります。
やり方はとても簡単です。
①両手のひらで顔全体をやさしく包み、5秒間そっと押さえる
②鼻からゆっくり息を吸い、口からゆっくり吐く
③これを3回繰り返す
ほてりが気になるときは、手のひらを軽く流水で冷やしてから行うと、心地よく感じられます。
②育む:バリアに必要な3つの条件
ほてりを鎮めることと同じくらい大切なのが、弱ったバリア機能を育て直すことです。
そのために必要なのは、次の3つです。
- 角質層をやわらかく整える「オイル」
- 水分と栄養を補う「美容液」
- 肌をつなぐ壁を補う「セラミド」
化粧水だけでは、水分がすぐ逃げやすいままです。
この3つがそろってはじめて、肌を守る力が少しずつ立て直されていきます。
この3つの条件を、
1つのセットで試せるのが「MIREYモイスチャーセット(ドライスキン用)」です。
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おすすめしたい理由は
- 肌をやわらかく整えるオイル
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この3点がそろっているところです。
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【セット内容】
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水分と栄養を角質層に届ける高保湿美容液
・エクセレントオイル(10ml)
高濃度酸素+アルガンオイルで、角質層をやわらかく整える
・ビオセラミド原液100%(5ml)
馬由来の天然セラミドで、肌を守る壁をサポート
無香料・アルコールフリー。ゆらぎやすい肌の方にも使いやすい処方です。
〈使い方〉
① クレンジング洗顔後に、エクセレントオイルを6〜10滴手にとり、顔全体になじませる
② ビオセラミド原液をリポーションエッセンスRのボトルに全量入れ、軽く振る(初回のみ)
③ ②を500円玉大ほど手にとり、顔全体にやさしくなじませる
④ 最後にハンドプレスで5秒間やさしく押さえる
⑤ ③④を2~5回繰り返す
よくある質問
Q1:ほてっているときにオイルを塗っても大丈夫ですか?
大丈夫です。
ほてりが強いときは、水道の水で絞ったタオルを使い、顔をやさしく冷やしてからケアに入ると心地よく行えます。
エクセレントオイルは軽いテクスチャーで、ほてった肌にもなじみやすい処方です。
Q2:日常生活に支障が出るほどほてりが続いています。スキンケアで対応できますか?
スキンケアは、あくまで日常の補助的なケアです。
ほてりや気分の落ち込みが続いて支障が出る場合は、婦人科への相談をおすすめします。
まとめ

「ほてっているのに乾く」
その不調は、更年期と春が重なって起きる体の正直なサインです。
ほてりを感じたら、冷たい手のひらで顔を包んでゆっくり呼吸する。
夜のスキンケアでは、オイルとセラミドでバリアを育て直す。
「鎮める+育む」を、毎日の習慣に続けること。 穏やかな肌と心を保つ助けになります。
参照元
*¹ Avis NE, et al.「Duration of menopausal vasomotor symptoms over the menopause transition」JAMA Internal Medicine(2015年)PMID: 25686030
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/25686030/(参照 2026-04-02)
*² Brincat M, et al.「A study of the decrease of skin collagen content, skin thickness, and bone mass in the postmenopausal woman」Obstetrics & Gynecology(1987年)PMID: 3120067
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/3120067/(参照 2026-04-02)
*³ Dreisoerner A, et al.「Self-soothing touch and being hugged reduce cortisol responses to stress: A randomized controlled trial on stress, physical touch, and social identity」Comprehensive Psychoneuroendocrinology(2021年)PMID: 35757667
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/35757667/(参照 2026-04-02)