カレンデュラは可愛らしい花を咲かせるハーブですが、その効果は見た目以上！

「聞いたことはあるけど、詳しくは知らない…」そんな方も多いのではないでしょうか？

カレンデュラは古くから万能薬として重宝されてきたハーブ。

肌荒れや炎症を抑える効果があるため、化粧品にもよく配合されています。

この記事では、カレンデュラの知られざる効果効能を詳しく解説していきます。

そもそもカレンデュラってどんなハーブ

カレンデュラは、キク科キンセンカ属の一年草で、オレンジや黄色の鮮やかな花を咲かせます。

その可愛らしい見た目とは裏腹に、古くから薬草として重宝されてきたハーブです。

ヨーロッパでは「ポットマリーゴールド」とも呼ばれ、家庭の庭先で育てられるほど身近な存在です。

カレンデュラの特徴

カレンデュラの花は、太陽に向かって開く性質があり、その姿から「太陽の花嫁」とも呼ばれます。

花びらは食用可能で、サラダやハーブティー、料理の彩りに利用されます。

また乾燥させた花びらは、ポプリや染料としても活用されています。

カレンデュラは、その美しい花だけでなく、薬効成分にも注目されています。

古くから民間療法で傷や炎症の治療に使われてきた歴史があり、現代でもスキンケア製品や医薬品に配合されています。

カレンデュラの歴史

カレンデュラの歴史は古く、古代ギリシャ・ローマ時代まで遡ります。

その頃には既に、傷や炎症の治療、消化器系の不調の改善などに用いられていたという記録が残っています。

中世ヨーロッパでは、修道院の薬草園で栽培され、傷や炎症の治療、消化器系の不調の改善などに用いられていました。

この時代、カレンデュラは「聖母マリアの黄金の花」と呼ばれ、人々に大切にされてきました。

その後、大航海時代を経て、カレンデュラは世界中に広まりました。

各地の伝統医学に取り入れられ、現在もなお、民間療法や自然療法で広く利用されています。

カレンデュラがもたらす、お肌への嬉しい効果

古代ギリシャ・ローマ時代から使われているカレンデュラ。

その効果は美容面でも健康面でも注目されています。

一部ではありますが、カレンデュラに秘められた効果を紹介します。

抗炎症作用

フラボノイドやトリテルペンといった抗炎症作用を持つ成分が豊富に含まれています。

これらの成分は、炎症を引き起こす物質の生成を抑え、赤みやかゆみ、腫れなどの炎症症状を緩和する効果が期待できます。

特に、ニキビや肌荒れ、アトピー性皮膚炎などの炎症性皮膚疾患に対して、カレンデュラは有効な成分として注目されています。

また、日焼け後の炎症を抑え、肌を落ち着かせる効果も期待できるため、日焼け後のケアにもおすすめです。

抗酸化作用

カレンデュラには、カロテノイドやフラボノイドといった抗酸化成分が豊富に含まれています。

これらの成分は、紫外線や大気汚染などの外的ストレスによって発生する活性酸素を抑制し、細胞の酸化ダメージを防ぐ効果があります。

活性酸素は、シワやたるみ、くすみなどの肌老化の原因となるため、カレンデュラの抗酸化作用は、アンチエイジングケアにおいて重要な役割を果たします。

保湿効果

カレンデュラに含まれるトリテルペノイドやフラボノイドは、皮膚のバリア機能を強化する作用があります。

バリア機能が向上することで、肌内部の水分が蒸発しにくくなり、乾燥を防ぎます。

創傷治癒

カレンデュラは、傷の治りを早める効果があると言われています。

特に、切り傷や擦り傷などの急性的な傷に対しては、炎症を抑えたり、新しい皮膚の再生を促したりする効果が期待できます。

カレンデュラを使う時の注意点は？

カレンデュラはキク科植物であるため、キク科アレルギーを持つ人は注意が必要です。

使用前にパッチテストを行い、赤みやかゆみなどの症状が出ないか確認しましょう。

カレンデュラを配合したボディオイル

古くから「皮膚のガードマン」と呼ばれ、肌トラブルを防ぐ効果で知られるカレンデュラ。

そして健やかな美肌を作るのに必須の「酸素」

その他5つの自然由来の成分と、3つのアロマオイル。

その成分を閉じ込めたハーバルボディビューティオイルは、乾燥しがちな肌に潤いを与え、しっとりなめらかな状態へと導きます。

伸びの良いテクスチャーで、肌にすっと馴染み、べたつきを残しません。

ほのかなハーブとゼラニウムの香りが、心身のリラックスを促します。

毎日のバスタイム後や、乾燥が気になる時にこれ1本で全身ケアが完了します。