温かい飲み物が恋しくなる季節。
いつもの紅茶にミルクを加えると、渋みがやわらぎ、やさしい味わいへと変わります。
紅茶の豊かな風味とミルクのコク、ほのかな甘み。
この組み合わせが、ミルクティーならではのおいしさを生み出しています。
メルチェコレクションがお届けする「ALTHAUSティーコラム」。
Vol.20では、ミルクティーがおいしく感じられる理由と、より楽しむためのちょっとした工夫をご紹介します。
① ミルクが紅茶の渋みをやわらげる

紅茶を飲んだとき、口の中にきゅっと残る感覚。それが「渋み」です。
この渋みには、茶葉に含まれるポリフェノール類が関係しています。
牛乳に含まれるたんぱく質「カゼイン」には、カテキンなどの茶の成分と結びつく性質があります。
研究では、ミルク成分を加えることで渋みが弱まることが確認されています。
つまり、ミルクティーのやさしい口当たりには、紅茶と牛乳の成分同士の働きが関係しているのです。
② コクと甘みが、おいしさを引き立てる
ミルクには、乳脂肪やたんぱく質によるコクとなめらかさがあります。
また、牛乳に含まれる「乳糖」は、自然な甘みを持つ成分です。
紅茶の風味に、ミルクのコクとほのかな甘みが加わることで、味わいに奥行きが生まれます。
普段、砂糖を入れて飲む方も、まずは砂糖を加えずにひと口。
茶葉本来の香りとミルクの自然な甘みを楽しんでから、お好みで砂糖を加えるのもおすすめです。
③ 茶葉選びで変わる、ミルクティーの味わい

ミルクティーのおいしさを楽しむには、茶葉選びも大切です。
紅茶にはさまざまな種類があり、ミルクとの組み合わせによっても、それぞれ異なる個性を楽しめます。
ALTHAUSの「ゴールデンアッサム・サンカFTGFOP」は、サンカール茶園の茶葉を使用した紅茶です。
ゴールデンチップを含み、モルトを思わせる豊かな香りと、なめらかな味わいが特徴です。
メルチェコレクションでも、ミルクとの相性がよい茶葉としてご紹介しています。
アッサムならではの芳醇な香りを楽しみながら、ゆったりと味わいたい一品です。
④ おいしく淹れるための、ちょっとした工夫
ミルクティーをおいしく仕上げるには、紅茶の風味をしっかり引き出すことがポイントです。
まず、ポットとカップを温めておきます。
茶葉にお湯を注いだら、ふたをしてじっくり蒸らしましょう。
紅茶が淹れられたら、牛乳を少しずつ注ぎます。
最初は少量から試し、好みの濃さになるまで調整すると、茶葉の風味とミルクのバランスを楽しめます。
もしミルクを加えて紅茶の味が薄く感じられる場合は、茶葉を少し多めに使うのもおすすめです。
⑤ 今日の気分に合わせた一杯を

朝食には、紅茶の香りを楽しめるようにミルクを少なめに。
午後のティータイムには、少し多めに加えて、ゆったりと味わうのもよいでしょう。
同じ茶葉でも、ミルクの量によって異なるおいしさを楽しめるのが、ミルクティーの魅力です。
次のティータイムには、ミルクを加える前と後の違いを感じながら、あなた好みの一杯を見つけてみてはいかがでしょうか。