この記事は約8分で読むことができます。

夏の強い日差し、顔や体には日焼け止めをしっかり塗って対策していても、ついつい忘れがちなのが「頭皮」です。

帽子をかぶっていても、髪の分け目や生え際などは意外と無防備・・・

実は、頭皮も顔や体と同じように、紫外線の影響を受けて日焼けしてしまうんです！

頭皮の日焼けを放置すると、抜け毛や薄毛、フケ、かゆみなど、様々なトラブルを引き起こす可能性があります。

特に、年齢を重ねるごとに頭皮はデリケートになり、ダメージを受けやすくなってしまいます。

今回は、頭皮の日焼けによる影響やその対策、そして日焼け後のケア方法まで詳しく解説していきます。

頭皮の日焼け、こんな症状に要注意！

頭皮の日焼けは、様々な症状となって現れます。

放置すると、抜け毛や薄毛に繋がることも・・・ 早めの対策とケアで、頭皮トラブルを防ぎましょう。

赤みやかゆみ

頭皮が日焼けすると、まず現れるのが赤みやかゆみです。

これは、紫外線によって頭皮が炎症を起こしているサイン。

まるで軽いやけどのような状態になり、ヒリヒリとした痛みを感じることもあります。

また、日焼けによって頭皮の水分が奪われ、乾燥が進むことも。

乾燥は、バリア機能の低下を招き、頭皮環境を悪化させます。

その結果、フケやかゆみが慢性化してしまうことも。 頭皮の赤みやかゆみを感じたら、それは頭皮からのSOS。

早めのケアで、炎症を鎮め、頭皮環境を整えてあげましょう。

抜け毛や薄毛

頭皮が日焼けすると、毛根や毛母細胞がダメージを受け、健康な髪が育ちにくくなってしまいます。

また、頭皮の乾燥が進み、頭皮環境が悪化することで、抜け毛や薄毛をさらに加速させてしまうことも。

特に髪の分け目や頭頂部は、紫外線を直接浴びやすく、日焼けによるダメージを受けやすい部分です。

髪のパサつき、ゴワつき

髪がパサパサしたり、ゴワゴワしてまとまらないという方は、頭皮の日焼けが原因かもしれません。

頭皮は、髪の毛が生える土台となる大切な部分。

頭皮が乾燥すると、髪の毛にも十分な栄養や水分が行き届かなくなり、パサつきやゴワつきの原因となります。

さらに、紫外線によってキューティクルが剥がれやすくなり、髪の内部の水分が失われてしまうことも。

その結果、ツヤのない、まとまりの悪い髪になってしまいます。

頭皮の日焼けを防ぐ対策

毎日のちょっとした心がけで、頭皮の日焼けを効果的に防ぐことができるんです。

毎日できる範囲で、ぜひ始めてみてください。

帽子や日傘で物理的にガード

頭皮の日焼け対策として、まずおすすめしたいのが帽子や日傘を使うことです。

特に、外出時は必ず着用するようにしましょう。

帽子は、つばの広いものを選ぶのがポイントです。

つばが広いほど、頭皮や顔への紫外線の到達を防ぐことができます。

また、通気性の良い素材を選ぶと、蒸れにくく快適に過ごせます。

日傘は、UVカット加工が施されたものを選びましょう。

UVカット率が高いほど、紫外線を遮断する効果が高まります。

最近は、晴雨兼用のおしゃれな日傘もたくさん販売されているので、お気に入りのアイテムを見つけて、日焼け対策を楽しみましょう。

日焼け止めスプレーを活用

日焼け止めスプレーを活用するのもおすすめです。

帽子や日傘が無いときや、髪の分け目や生え際など、帽子や日傘でカバーしきれない部分にスプレーすることで、紫外線から頭皮を守ることができます。

ただし、スプレーを使用する際は、頭皮に直接かからないように注意し、髪全体にムラなく塗布するようにしましょう。

帽子や日傘、日焼け止めスプレーを上手に活用して、頭皮への紫外線ダメージを最小限に抑えましょう。

洗髪で優しく汚れをオフ

頭皮が日焼けすると、炎症を起こしやすくなります。

そこに汗や皮脂、スタイリング剤などが残っていると、さらに頭皮環境が悪化し、炎症やかゆみの原因になることも。

そのため、外出後はしっかりと洗髪を行い、頭皮の清潔を保つことが大切です。

しかし、ゴシゴシと強く洗ってしまうと、頭皮を傷つけてしまい、かえって炎症を悪化させてしまう可能性があります。

優しくマッサージするように洗い、摩擦を最小限に抑えましょう。

また、シャンプーは低刺激なものを選び、頭皮への負担を軽減することも大切です。

洗浄力の強いシャンプーは、必要な皮脂まで洗い流してしまい、乾燥を招く可能性があります。

植物由来の洗浄成分配合のシャンプーなど、頭皮に優しいものを選びましょう。

正しい洗髪方法で、頭皮を清潔に保ち、日焼けによるダメージを軽減しましょう。

日焼け後の頭皮ケア

日焼け後の頭皮ケア、間違った方法で行ってしまうと逆効果になることも。

頭皮をしっかり冷やす

頭皮が日焼けしてしまった時は、まずは頭皮の冷却を心がけましょう。

頭皮がヒリヒリしたり、赤くなっている場合は、炎症を起こしているサインです。

まずは、冷たいタオルや保冷剤などで頭皮を優しく冷やし、炎症を抑えましょう。

この時、氷や保冷剤を直接頭皮に当てないように注意してください。

冷やしすぎると、かえって頭皮に負担をかけてしまう可能性があります。

タオルなどに包んで、優しく冷やすようにしましょう。

保湿も忘れずに

炎症が落ち着いてきたら、次は保湿です。

日焼け後の頭皮は乾燥しやすく、バリア機能が低下しています。

保湿力の高い化粧水や頭皮用ローションなどで、頭皮にたっぷり潤いを与えましょう。

刺激の強い成分は避け、低刺激で保湿効果の高いものを選ぶのがポイントです。

また、頭皮だけでなく、髪にもしっかりと保湿ケアを行いましょう。

髪の毛は、頭皮の状態を映し出す鏡のようなもの。

頭皮が健康であれば、自然と美しい髪が育ちます。

頭皮と髪、両方をケアすることで、日焼けによるダメージを効率的に回復させることができます。

いつものシャンプーを見直すチャンス！

頭皮が日焼けしてしまった時こそ、シャンプー選びを見直す良い機会です。

洗浄力の強いシャンプーや、刺激の強い成分が配合されたシャンプーは、デリケートな頭皮には負担が大きすぎます。

特に、日焼け後の頭皮はバリア機能が低下しているため、いつも以上に優しくケアしてあげることが大切です。

そこでおすすめなのが、頭皮に優しい成分配合のシャンプーです。

植物由来の洗浄成分配合のシャンプーなど、頭皮への負担が少ないものを選びましょう。

また、保湿成分が配合されたシャンプーもおすすめです。

日焼け後の乾燥した頭皮に潤いを与え、健やかな状態へと導きます。

さらに、頭皮の血行促進やターンオーバー促進効果のある成分が配合されたシャンプーなら、より効果的なケアが期待できます。

酸素オイル配合の「ハーバルクリームシャンプー」がおすすめ

数あるシャンプーの中でも、頭皮の日焼けケアにおすすめなのが、酸素オイル配合の「ハーバルクリームシャンプー」です。

酸素オイルは、頭皮の血行促進効果やターンオーバー促進効果があり、日焼け後の頭皮環境を整えるのに役立ちます。

さらに、10種類のハーブと3種類の美髪成分が配合されており、頭皮と髪を優しくいたわりながら、健やかな状態へと導きます。

酸素オイルで頭皮環境を整える

ハーバルクリームシャンプー最大の特徴とも言えるのが、酸素オイルです。

酸素オイルとは、アボカド油とアルガンオイルに酸素原子を結合させた、特殊なオイル。

頭皮に塗布することで、肌から直接酸素を吸収することができます。

「酸素って呼吸で取り込むんじゃないの？」

そう思った方もいるかもしれませんね。

実は、年齢を重ねるごとに、呼吸で体内に取り込める酸素の量は減っていきます。

酸素が不足すると、特に末端部分は血行が悪くなり、頭皮にも十分な栄養が行き届かなくなってしまいます。

これが、抜け毛や薄毛、パサつきなどの原因の一つにも。

酸素オイルは、そんな酸素不足の頭皮に直接酸素を届け、血行促進効果を発揮します。

さらに、酸素は細胞のエネルギー代謝を促進し、ターンオーバーを活性化させる効果も期待できます。

ターンオーバーが正常に行われることで、日焼けによってダメージを受けた頭皮の回復を促し、健康な状態へと導きます。

植物成分の力で炎症を鎮める

頭皮のかゆみや炎症は、多くの人々を悩ませるトラブルです。

これらのトラブルは、頭皮環境の悪化や乾燥、ストレスなど、様々な要因によって引き起こされます。

そんな頭皮の悩みを解決するために注目されているのが、植物成分の持つ抗炎症作用です。

ハーバルクリームシャンプーには、古くから薬草として利用されてきたハーブをはじめ、様々な植物由来の成分が配合されています。

例えば、カレンデュラやラベンダー、カミツレ、マツには、抗炎症作用があり、頭皮のかゆみや炎症を和らげます。

その他にも、カモミールやローズマリーなど、多くの植物成分が頭皮の健康に良い影響を与えます。

これらの成分を配合したハーバルクリームシャンプーは、頭皮を優しく洗浄しながら、植物の力で炎症を鎮め、健やかな頭皮へと導きます。

毎日のシャンプーで、植物成分の力を借りて、頭皮の悩みを解消し、美しい髪を育みましょう。

美髪成分で、傷んだ髪も補修

毎日のスタイリングや環境によるダメージで、髪はパサつきやゴワつき、枝毛などの悩みを抱えがちです。

そんな傷んだ髪を、植物の力で補修し、本来の美しさを取り戻すために、ハーバルクリームシャンプーは美髪成分を豊富に配合しています。

例えば、加水分解ケラチンやセラミドは、ダメージを受けた髪内部に浸透し、潤いとツヤを与えます。

これにより、パサつきやゴワつきを抑え、まとまりのある髪へと導きます。

さらにアルガンオイルは、髪のキューティクルを保護し、ツヤと滑らかさを与えます。

これらの美髪成分を配合したハーバルクリームシャンプーは、髪を優しく洗い上げながら、傷んだ部分を補修し、潤いを与えます。

記事の監修

根本 澪（ねもと みお）

専門分野：スキンケア、カウンセリング、エステティック

クリックしてプロフィールを表示

・美容専門学校エステ科卒業

美容の基礎となる知識と技術を学び、エステティックの世界への第一歩を踏み出す。

・エステティシャン、セラピスト（18歳～22歳）

大手エステサロン、個人経営のエステサロン、ブランドスパにて実務経験を積む。

この時期、幅広い客層に対応し、多様なスキンケアニーズに応える力を養う。

・王道エステインストラクター（22歳～29歳）

大手エステ商材メーカーにてインストラクターとして勤務。

エステティシャンへの技術指導や商品知識の伝達を行い、業界内での経験と知識を深める。

・オールラウンドビューティーエキスパート（29歳～39歳）

株式会社ZIGにて講師、インストラクター、企画、営業、マーケティングといった多岐に渡る業務を担当。

この期間、美容と健康に対する深い理解と多角的なアプローチを駆使し、業界内での革新と成長に貢献。

特に酸素オイルのポテンシャルを深く掘り下げ、その知識を基に消費者への啓蒙、製品開発のサポート、販売戦略の策定に至るまで、業務の幅を広げながら美容概念の一新に努めた。

その結果、真の健康と美を追求する新たな基盤を築き上げ、業界における持続可能な発展に大きく寄与した。

・ライフスキンケアカウンセラー（40歳～現在）

豊富な経験と専門知識を活かし、フリーランスとしてスキンケアカウンセラーとして活動中。

一人ひとりの肌質やライフスタイルに合わせたパーソナライズされたアドバイスを提供し、多くのクライアントから信頼を得る。

・私の歩み

18歳から美容業界でのキャリアをスタートし、多くの方々の美と健康に携わってきました。

自身がアトピー、敏感肌、吹き出物、さらには老化といった肌の悩みを持つことで、試行錯誤を重ねながら、深い理解と対応策を学んできました。

これらの経験やたくさんの方のお肌の情報が今、さまざまなお悩みへのアドバイスやカウンセリングに生かされています。

流行に流されず、一人ひとりの体と肌に真摯に向き合い、自分に合ったライフケアを見つけるお手伝いをしています。

このアプローチは、「美しさは内面から」の信念と密接に結びついており、心と体の両方からのアプローチを重視しています。

・美の信念

スキンケアは、ただのルーティンではなく、自己表現と自己ケアの一形態であると考えています。

自分自身の経験を通じて、真の美しさとは何か、それを追求し続けています。