40代になると、頬骨から口角に向かって伸びる「ほうれい線」が目立つようになる女性が増えてきます。
ほうれい線は、加齢や生活習慣の乱れなどが原因で起こるシワの一種 です。
ほうれい線の悩みは、見た目だけでなく、自分に自信が持てなくなるなどの心理的な影響も大きいものです。
そこでこの記事では、40代女性の「ほうれい線」の原因と対策 を解説します。
この記事を読んで、ほうれい線の原因を理解し、効果的な対策を実践することで、ほうれい線を改善し、若々しい印象を保ちましょう。
ほうれい線はなぜできる?原因を解説
ほうれい線は、口角の両側から鼻の下に向かって伸びる縦のシワです。
加齢や生活習慣の乱れなどによって、皮膚や筋肉がたるみ、頬骨から口角に向かう溝が深くなることで形成されます。
ほうれい線の原因は、大きく分けて以下の4つが挙げられます。
顔のコリ
顔のコリとは、表情筋に乳酸という疲労物質が溜まった状態。
顔の筋肉は、表情を作るときに使われますが、過度な表情や不良姿勢などによって、筋肉が緊張し、コリが発生します。
顔のコリを放置すると、ほうれい線の原因になるだけでなく、肌のたるみやシワ、頭痛や肩こりなどの不調を引き起こす可能性もあります。
加齢による皮膚のたるみ
ほうれい線の最も大きな原因は、加齢による皮膚のたるみです。
加齢によって、真皮層にあるコラーゲンやエラスチンなどの成分が減少し、肌の弾力やハリが失われます。
その結果、皮膚がたるみ、頬骨から口角に向かう溝が深くなり、ほうれい線が目立つようになります。
肌の乾燥
肌が乾燥すると、水分量が減少します。
水分は、肌の弾力やハリを保つために重要な役割を果たしています。
水分量が減少すると、皮膚の弾力やハリが低下し、たるみやすくなります。
また、肌の乾燥は、コラーゲンの生成を阻害する可能性があります。
コラーゲンは、肌の弾力やハリを保つために重要な成分です。
コラーゲンが減少すると、皮膚の弾力やハリが低下し、たるみやすくなります。
表情筋の衰え
表情筋は、皮膚を支える役割を果たしています。
表情筋が衰えると、皮膚を支える力が弱まり、たるみが目立つようになります。
また、頬骨から口角に向かう溝を支える力が弱まります。
その結果、溝が深くなり、ほうれい線が目立つようになります。
日常生活の中でほうれい線ケア
ほうれい線は、加齢や生活習慣の乱れなどによって、誰にでも起こる可能性があります。
ほうれい線を予防や改善するためには、日常生活の中でできるケアが重要です。
顔のコリ解消
顔のたるみは、表情筋の衰えや、肌のハリや弾力の低下によって起こります。
顔のコリによって表情筋が衰えると、ほうれい線が深くなります。
また顔のコリにより、血管やリンパ管が圧迫されます。
そのため、血行やリンパの流れが悪くなり、肌の代謝が低下し、ほうれい線が目立つようになります。
顔のコリを改善するには、
- 顔のストレッチやマッサージ
- 長時間同じ姿勢を続けない
- 自分に合った枕やマットレスを使う
等の対策があります。
肌の保湿
肌の弾力やハリは、コラーゲンやエラスチンなどの線維によって支えられていて、肌が乾燥すると、破壊され、皮膚の弾力やハリが低下します。
肌の保湿を行うことで、コラーゲンやエラスチンの破壊を防ぎ、皮膚の弾力やハリを保つことができます。
その結果、ほうれい線の予防や改善につながります。
肌の保湿は、朝晩の洗顔後に行うのが基本です。
化粧水で肌に水分を補給し、乳液で肌を保護します。
日中、乾燥が気になる場合は、ミスト化粧水やフェイスクリームなどでこまめに保湿ケアを行いましょう。
紫外線対策
紫外線は、紫外線A波と紫外線B波の2種類に分類されます。
紫外線A波は、肌の真皮層にあるコラーゲンやエラスチンなどの線維を損傷させ、肌の弾力やハリを低下させます。
紫外線B波は、肌の表皮層にあるメラニン色素を刺激し、シミやソバカスの原因となります。
紫外線対策は、日焼け止めを塗るのが基本。
日焼け止めは、SPF30以上、PA+++以上のものを選び、顔だけでなく、手や首、デコルテもしっかりと塗りましょう。
また、2〜3時間おきに塗り直すことも大事です。
汗をかいたり、水に濡れたりしたら、すぐに塗り直しましょう。
バランスのとれた食事
ほうれい線の原因のひとつは、皮膚のたるみです。皮膚のたるみは、肌のハリや弾力の低下によって起こります。
肌のハリや弾力を支えるコラーゲンやエラスチンは、タンパク質やビタミンC、ビタミンEなどの栄養素によって生成されます。
そのため、栄養不足によってこれらの栄養素が不足すると、皮膚のハリや弾力が低下し、ほうれい線が目立つようになります。
また「糖化」にも注意が必要です。
糖化とは、糖とたんぱく質が結合して、老化を引き起こす物質に変化することです。
糖化は、肌の弾力やハリを低下させ、ほうれい線の原因となると考えられています。
そのため、糖質の過剰摂取は、ほうれい線の予防や改善に影響が出るので、食生活の改善も重要な要素です。
ほうれい線をケアできる成分はあるのか
ほうれい線をケアするためには、日々のスキンケアも大切です。
コラーゲンやエラスチンの生成を促進する成分や、コラーゲンの破壊を防ぐ成分が配合された化粧品を選ぶのが効果的です。
コラーゲンやエラスチンの生成を促進する成分
ペプチド
ペプチドはアミノ酸が結合した成分で、肌の細胞の増殖や分化を促進することで、 コラーゲンやエラスチンの生成を促進 します。
ヒアルロン酸
ヒアルロン酸は水分を抱え込む力に優れた成分で、肌のハリ感をアップ させます。
また、ヒアルロン酸は、コラーゲンやエラスチンの合成を促進する効果もあります。
ビタミンC
コラーゲンの生成に必要なアミノ酸であるL-アスコルビン酸の生成を促進する効果があります。
またビタミンCは、コラーゲンの分解を抑制する効果もあります。
レチノール
肌の細胞の生まれ変わりを促進する効果があり、コラーゲンやエラスチンの生成を促進します。
またレチノールは、古くなったコラーゲンを排除し、新しいコラーゲンの生成を促進します。
コラーゲンの破壊を防ぐ成分
ビタミンE
ビタミンEは、抗酸化作用によって、コラーゲンの破壊を防ぐ効果があります。
コラーゲンは、活性酸素によって破壊されやすいため、ビタミンEを摂取することで、活性酸素の働きを抑制し、コラーゲンの破壊を防ぐことができます。
アスタキサンチン
アスタキサンチンは、強い抗酸化作用を持つ成分で、コラーゲンの破壊を防ぐ効果があります。
アスタキサンチンは、鮭やイクラなどの魚介類や、スイカやトマトなどの果物に多く含まれています。
セラミド
セラミドは、肌の水分を保持する役割を果たす分子で、コラーゲンやエラスチンの合成を促進する効果もあります。
セラミドが不足すると、肌の乾燥が進み、コラーゲンの破壊が促進されるため、セラミドを摂取することで、肌の保湿を保ち、コラーゲンの破壊を防ぐことができます。
ほうれい線ケアにおすすめの「ハーバルケアオイルマイルド」とは?
40代のほうれい線ケアは、日々のセルフケアや生活習慣など、小さな努力を継続することが大切です。
「化粧品でもケアをしたい!」という方には、merce collectionが取り扱う「ハーバルケアオイルマイルド」がおすすめです。
日本初の口内へ塗るだけで表情筋のコリを効率的に解消するオイルです。
顔のコリが解消されることで、 ほうれい線の解消に効果があるほか、たるみや小顔、美肌、アンチエイジングなども期待できます。
※効果には個人差があります。
気になる方は是非お試しください!
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根本 澪(ねもと みお)
専門分野:スキンケア、カウンセリング、エステティック
プロフィールはこちら
・美容専門学校エステ科卒業
美容の基礎となる知識と技術を学び、エステティックの世界への第一歩を踏み出す。
・エステティシャン、セラピスト(18歳~22歳)
大手エステサロン、個人経営のエステサロン、ブランドスパにて実務経験を積む。
この時期、幅広い客層に対応し、多様なスキンケアニーズに応える力を養う。
・王道エステインストラクター(22歳~29歳)
大手エステ商材メーカーにてインストラクターとして勤務。
エステティシャンへの技術指導や商品知識の伝達を行い、業界内での経験と知識を深める。
・オールラウンドビューティーエキスパート(29歳~39歳)
株式会社ZIGにて講師、インストラクター、企画、営業、マーケティングといった多岐に渡る業務を担当。
この期間、美容と健康に対する深い理解と多角的なアプローチを駆使し、業界内での革新と成長に貢献。
特に酸素オイルのポテンシャルを深く掘り下げ、その知識を基に消費者への啓蒙、製品開発のサポート、販売戦略の策定に至るまで、業務の幅を広げながら美容概念の一新に努めた。
その結果、真の健康と美を追求する新たな基盤を築き上げ、業界における持続可能な発展に大きく寄与した。
・ライフスキンケアカウンセラー(40歳~現在)
豊富な経験と専門知識を活かし、フリーランスとしてスキンケアカウンセラーとして活動中。
一人ひとりの肌質やライフスタイルに合わせたパーソナライズされたアドバイスを提供し、多くのクライアントから信頼を得る。
・私の歩み
18歳から美容業界でのキャリアをスタートし、多くの方々の美と健康に携わってきました。
自身がアトピー、敏感肌、吹き出物、さらには老化といった肌の悩みを持つことで、試行錯誤を重ねながら、深い理解と対応策を学んできました。
これらの経験やたくさんの方のお肌の情報が今、さまざまなお悩みへのアドバイスやカウンセリングに生かされています。
流行に流されず、一人ひとりの体と肌に真摯に向き合い、自分に合ったライフケアを見つけるお手伝いをしています。
このアプローチは、「美しさは内面から」の信念と密接に結びついており、心と体の両方からのアプローチを重視しています。
・美の信念
スキンケアは、ただのルーティンではなく、自己表現と自己ケアの一形態であると考えています。
自分自身の経験を通じて、真の美しさとは何か、それを追求し続けています。