「朝、目が覚めたときに疲れが取れていない気がする・・・」
「慢性的に肩こりや頭痛がする・・・」
こんな経験がある方は、無意識でも食いしばりを起こしているかもしれません。
食いしばりを放置しておくと、歯だけではなく、フェイスラインが崩れたり、慢性的な頭痛や肩こりなど、美容や健康面にも影響を及ぼします。
そこで今回は、・食いしばりの原因について詳しく解説し、日常生活でできる予防策をご紹介します。
実はあなたも?無意識にやってしまう「食いしばり」
食いしばりとは、無意識のうちにグッと歯を噛みしめたり、強い力で合わせている状態のこと。
睡眠中だけでなく、日中、仕事や家事に集中している時などにも起こりやすいです。
例えば、パソコン作業に没頭しているなど、集中している時、あるいは家事や育児でストレスを感じている時など、様々な場面で私たちは無意識に歯を食いしばっている可能性があります。
特に、顔への影響は深刻です。
食いしばりによって表情筋が緊張し、血行不良やリンパの流れが滞ることで、肌のくすみ、クマ、むくみを引き起こす可能性があります。
さらに、エラの張りや顔の歪みは、見た目の印象を大きく左右し、実年齢よりも老けて見られる原因にもなります。
なぜ食いしばるの?顔の筋肉の緊張が原因かも?
食いしばりは、無意識のうちに行われることが多く、その原因は一つとは限りません。
複数の要因が重なって、食いしばりが習慣化してしまうケースもあります。
ただ食いしばりが常習化している人は、顔の筋肉が緊張している場合が多いです。
ストレス・不安・緊張
現代社会において、ストレスは避けて通れないもの。
仕事や人間関係、将来への不安など、様々なストレスにさらされる中で、人は無意識のうちに歯を食いしばってしまうことがあります。
ストレスを感じると、交感神経が優位になり、筋肉が緊張しやすくなるためです。
歯並び・噛み合わせの悪さ
歯並びや噛み合わせが悪いと、無意識に歯を食いしばってバランスを取ろうとするため、食いしばりが習慣化してしまうことがあります。
また、歯ぎしりや食いしばりは、顎関節症の原因や悪化要因になることもあります。
睡眠不足・睡眠時の姿勢
睡眠不足や質の悪い睡眠は、心身に様々な悪影響を及ぼしますが、食いしばりもその一つです。
睡眠中は、日中に緊張した筋肉をリラックスさせる時間です。
しかし、睡眠不足だと筋肉が十分にリラックスできず、緊張状態が続き、食いしばりが誘発されます。
また睡眠時の姿勢が悪いと、顎や首の筋肉に負担がかかるため、悪い姿勢も食いしばりの原因になる可能性があります。
無意識の癖
特に理由もなく、無意識に歯を食いしばってしまう癖がある人もいます。
これは長年の習慣によって身についたもので、改善するには意識的な努力が必要です。
これらの原因が複合的に作用して、食いしばりが悪化することもあります。
心当たりのある方は、まずは自分の生活習慣やストレス状況を見直してみることが大切です。
放置すると怖い!食いしばりが引き起こす悪影響
食いしばりは、あなたのお顔の印象を大きく左右するだけでなく、身体にも影響する可能性があります。
食いしばりで顔が大きく見える!?
長期間の食いしばりにより、顎の筋肉(咬筋)が過剰に発達すると、エラが張って顔が大きく見えたり、顔が四角く見えてしまうことがあります。
咬筋は、食べ物を噛むときに使う筋肉ですが、過剰に使いすぎると、必要以上に筋肉が発達し、フェイスラインがゴツゴツとした印象になってしまうことも。
小顔になりたい、シャープなフェイスラインを手に入れたいと願う方にとって、食いしばりは悩みの種となるでしょう。
口角が下がり、ほうれい線も目立つように
食いしばりは、顔の左右のバランスを崩し、口角が下がったり、ほうれい線が目立つ原因にもなります。
口角が下がると、疲れた印象や老けた印象を与えてしまい、せっかくの笑顔も魅力的に見えなくなってしまいます。
また、ほうれい線は、加齢とともに深くなっていくものですが、食いしばりによってさらに悪化してしまう可能性があります。
ほうれい線が深くなると、実年齢よりも老けて見られるだけでなく、疲れた印象や暗い印象を与えてしまうことも。
肩や首のコリ、頭痛も引き起こすことも
食いしばりは、顔の筋肉だけでなく、肩や首の筋肉にも負担をかけます。
長時間のパソコン作業やスマートフォンの使用で、すでに肩や首が凝りやすい状態なのに、さらに食いしばりによって筋肉が緊張することで、慢性的な肩こりや頭痛を引き起こす可能性があります。
これらの症状は、見た目だけでなく、日常生活にも支障をきたす可能性があります。
集中力の低下や睡眠の質の低下にもつながり、心身に悪影響を及ぼすことも考えられます。
食いしばりは、見た目の印象を左右するだけでなく、肩こりや頭痛など、身体的な不調にもつながる可能性があり早めに対策を始めることをおすすめします。
簡単チェックであなたの「食いしばり」度を診断!
「もしかして私も食いしばりかも・・・」と感じているあなた。
「心当たりはあるけれど、どの程度深刻なのかわからない」という方も多いのではないでしょうか。
そこで、今回は、6つの質問で簡単にチェックできる、食いしばりセルフチェックをご紹介します。
- 朝起きた時に、顎が疲れている、または痛む
- 奥歯がすり減っている、または欠けている
- 頬の内側に、歯で噛んだ跡がついている
- 顎関節で音が鳴る、または顎が開けにくい
- 肩や首が凝りやすい
- 軽く口を閉じた時、上下の歯が触れている状態
当てはまる項目が多いほど、食いしばりの程度が強いと考えられます。
歯医者に行かずに改善!自宅でできる食いしばり対策
「食いしばり」は、自覚症状があっても、なかなか歯医者に行く時間がない、という方も多いのではないでしょうか。
ここでは、今日から実践できる食いしばり対策をご紹介します。
ストレスを溜めない生活習慣を心がける
ストレスは、食いしばりの大きな原因の一つです。ストレスを溜めないように、以下のことを心がけましょう。
リラックスできる時間を作る
好きな音楽を聴いたり、アロマを焚いたり、ゆっくりお風呂に浸かったり、自分に合ったリラックス方法を見つけましょう。
適度な運動を取り入れる
ウォーキングやヨガなど、軽い運動をすることで、心身のリフレッシュになり、ストレス解消に繋がります。
質の良い睡眠を確保する
睡眠不足は、ストレスを悪化させるだけでなく、筋肉の緊張を高め、食いしばりを誘発する可能性があります。
毎日7時間程度の睡眠時間を確保し、質の良い睡眠を心がけましょう。
顎や口周りの筋肉をほぐす
食いしばりによって硬くなった顎や口周りの筋肉をほぐすことも効果的です。
マッサージ
顎関節や咬筋(エラの部分にある筋肉)を優しくマッサージすることで、筋肉の緊張を和らげることができます。
指の腹を使って、円を描くようにマッサージしたり、軽く押したり引いたりするのも効果的です。
ストレッチ
口を大きく開けたり閉じたりする運動や、舌を回す運動など、簡単なストレッチで顎や口周りの筋肉をほぐしましょう。
普段の生活で食いしばりを意識する
無意識に行っている食いしばりを意識的にやめることも大切です。
舌の位置を意識する
上顎(口蓋)にペタッとついている状態が正しいです。
舌が歯に当たっていたり、どこにも当たっていない状態は正しい位置ではありません。
上下の奥歯が当たらない様に意識する
口を閉じた状態で、上下の歯が当たらない様に意識しましょう。
おすすめの方法は、よく目にする場所に『歯を離す』と書いたメモを貼ったり、目印にシールなどを貼ってその度に意識をすることです。
姿勢を正す
猫背などの悪い姿勢は、顎関節に負担をかけ、食いしばりを悪化させる可能性があります。
正しい姿勢を意識しましょう。
パソコンやスマホを使う時間を減らす
長時間同じ姿勢での作業は、食いしばりを誘発しやすいため、適度に休憩を取りましょう。
顔の筋肉のコリをほぐす「ハーバルオーラルケアオイルマイルド」
今回は、食いしばりの原因や症状、自宅でできる改善策について解説しました。
食いしばりは、無意識のうちに行っていることが多く、気づかないうちに症状が悪化してしまうこともあります。
しかし、日々の生活習慣を見直し、簡単なケアを行うことで、改善できる可能性があります。
特に、顔の筋肉のコリは、食いしばりの大きな原因の一つです。
そこでおすすめなのが、メルチェコレクションで扱っている「ハーバルオーラルケアマイルド」です。
「ハーバルオーラルケアオイルマイルド」は、酸素とハーブを配合したオイルで、口腔内に塗ることで、顔の筋肉に直接アプローチします。
1日の終わりに、寝る前のリラックスタイムに取り入れてみてはいかがでしょうか?
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根本 澪(ねもと みお)
専門分野:スキンケア、カウンセリング、エステティック
クリックしてプロフィールを表示
・美容専門学校エステ科卒業
美容の基礎となる知識と技術を学び、エステティックの世界への第一歩を踏み出す。
・エステティシャン、セラピスト(18歳~22歳)
大手エステサロン、個人経営のエステサロン、ブランドスパにて実務経験を積む。
この時期、幅広い客層に対応し、多様なスキンケアニーズに応える力を養う。
・王道エステインストラクター(22歳~29歳)
大手エステ商材メーカーにてインストラクターとして勤務。
エステティシャンへの技術指導や商品知識の伝達を行い、業界内での経験と知識を深める。
・オールラウンドビューティーエキスパート(29歳~39歳)
株式会社ZIGにて講師、インストラクター、企画、営業、マーケティングといった多岐に渡る業務を担当。
この期間、美容と健康に対する深い理解と多角的なアプローチを駆使し、業界内での革新と成長に貢献。
特に酸素オイルのポテンシャルを深く掘り下げ、その知識を基に消費者への啓蒙、製品開発のサポート、販売戦略の策定に至るまで、業務の幅を広げながら美容概念の一新に努めた。
その結果、真の健康と美を追求する新たな基盤を築き上げ、業界における持続可能な発展に大きく寄与した。
・ライフスキンケアカウンセラー(40歳~現在)
豊富な経験と専門知識を活かし、フリーランスとしてスキンケアカウンセラーとして活動中。
一人ひとりの肌質やライフスタイルに合わせたパーソナライズされたアドバイスを提供し、多くのクライアントから信頼を得る。
・私の歩み
18歳から美容業界でのキャリアをスタートし、多くの方々の美と健康に携わってきました。
自身がアトピー、敏感肌、吹き出物、さらには老化といった肌の悩みを持つことで、試行錯誤を重ねながら、深い理解と対応策を学んできました。
これらの経験やたくさんの方のお肌の情報が今、さまざまなお悩みへのアドバイスやカウンセリングに生かされています。
流行に流されず、一人ひとりの体と肌に真摯に向き合い、自分に合ったライフケアを見つけるお手伝いをしています。
このアプローチは、「美しさは内面から」の信念と密接に結びついており、心と体の両方からのアプローチを重視しています。
・美の信念
スキンケアは、ただのルーティンではなく、自己表現と自己ケアの一形態であると考えています。
自分自身の経験を通じて、真の美しさとは何か、それを追求し続けています。